キャプテン・ディープ “ザ・セブンス“

2022年7月制作の、自作アクションフィギュア
「キャプテン・ディープ 　ザ・セブンス」の
紹介記事です。

世界観、物語の前提となる情報と共に
フィギュアの写真をお楽しみください。

〜プロローグ〜

南米の海の底深く、青い神殿と水の勇者に守られし
人類未踏の神秘の王国があるという。

独自の石彫や建築、水棲生物を信仰する文化を持つ
王国の名は「ネオポセイダム」

原初の海王(図左)に率いられ、巨悪と戦う民

かつて、地球の海を守った「原初の海王」の遺志を
受け継ぐ民により築かれた国である。

そんな王国に、とある危機が迫っていた……

〜ヤマタノ星人軍の侵略〜

突如、海洋を急襲した機械帝国

宇宙から飛来した、と言われる謎多き機械の邪神
「ヤマタノキング」は、かつて地球に侵略戦争を
仕掛けネオポセイダムを大いに苦しめたという。

だが、とある「勇者」の活躍によりヤマタノキングの侵略軍は撃退され海の平和は取り戻された。

機械の体の大部分を破壊されたキングは、海底の
奥深くに潜みしばし眠りについていた。

「ヤマタノキング」
かつてネオポセイダムを襲撃した邪神。
大破した機械の体を修復しながら復活の時を待つ。

完全復活を遂げ、ネオポセイダムに復讐するべく
ヤマタノキングは新たに手にした少数の部下と
ロボット兵たちにとある命令を下す。

“地球の海洋を業火で焼き尽くし、
　　　「オーブの破片」を全て回収せよ“

邪神ヤマタノキングを復活させるためには、世界の
海に散らばる秘宝「オーブの破片」を集めることが
不可欠だという。

完全な力を取り戻し、ネオポセイダムを滅亡させ
地球の海を征服するという野望の達成のため、
彼の部下たちは侵略作戦を開始したのである。

ヤマタノキングの指令を受け、侵略軍は
世界の海に繰り出した。

しかし……

海の生命の平穏が脅かされる時、ネオポセイダムの歴代の王は代々受け継がれる「使命」のもとに、「啓示の石板」を介し原初の海王と契約を結ぶのである……

「啓示の石板」
亡き原初の海王の魂が宿るとされる器。

海の命の力を授かる「勇者」が、
今こそ必要だ。

〜7代目王子・シデン〜

25世紀、ネオポセイダムを統治するのは６代目の王
キング・トリトン。

その息子であるシデンにも「使命」を受け継ぐ時が迫っていた。

「シデン」
海底国ネオポセイダムの現王子。

ヤマタノキングの侵略軍がオーブの破片を狙い世界の海を荒し回っている今、

シデン王子は啓示の石板と契約を交わし、水の世界と生命を末永く守護する使命を受け継ぐ。

尊き命と青い海を、巨悪による侵略から守り抜く
ために………

大いなる海の命と魂を一つにし、
　「キャプテン・ディープ」となるのである。

「キャプテン・ディープ」
シデンの変身した異形の勇者

シデン王子は、啓示の石板との契約により授かった
海の命の力により、その肉体に水棲生物の能力を
発現させることが可能である。

鮫の能力がシデンの屈強な肉体に発現した。

ホホジロザメの獰猛性、オオメジロザメのパワー、
アオザメの俊敏性など、主に鮫の能力を武器に
侵略軍と戦う「海のハンター」である。

微弱な電気をも感じ取る索敵能力により、
遥か遠くのロボット兵も見逃さない。

鮫のようにパワフルな肉弾戦が得意。
頑丈なロボット兵も片っ端から殴り倒してしまうぞ。

臆することなく侵略兵器に立ち向かい、
スピードとパワーで打ち砕いていく戦士だ。

腰から伸びた巨大な鰭により、
海中を高速で移動することが可能なのだ。

キャプテン・ディープに変身したシデンは、
罪無き生物や美しい自然を傷つける侵略軍に
果敢に立ち向かい、その野望を打ち砕くため戦う。

若くして勇者へと転身した王子は、海と共に生きる
世界中の生命を守り抜く使命を胸に抱き、果てなき冒険と戦いの旅に繰り出すのだった。

7代目の王子、「ザ・セブンス」の活躍はこれから…

「じゃあ、また会おうな！！」

おわりに

自作アクションフィギュア
キャプテン・ディープ　ザ・セブンスの紹介記事
でした。

ZBrushで作成した原型を出力し、関節パーツを仕込み可動フィギュアとして完成させた作品です。

物語の主人公であり、鮫の能力をその身に宿す戦士
であるシデンを立体化しました。生物質な肉体の
造形や、鮫を意識した配色などが特徴です。

長々と記述いたしましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

Live Terry