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何故脱エクセルなのか?

こんにちは、ヒロです。

数あるブログの中から、僕のブログにお越しいただきありがとうございます。簡単に読める記事を目指していますので、ぜひ最後までお読みください。

このブログでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するための自動化ツールの情報をお届けし、その結果生まれた時間を大切な人との時間や趣味、スキルアップに使っていただければと考えています。


使い方の前提

まず誤解を招かないようにクリアにお伝えしたいことがあります。自動化において実は大切なことがあります。それは、複数の人が使うことを前提として仕組み作りをするということです。

極端な言い方をすれば、一人だけで行う作業なら何を使っても構いません。しかし、僕が目指しているのは、皆さんも恐らく思っているように、人やシステムに任せられることが可能であれば、レバレッジ(てこの原理)を利用して、自分の自由な時間を最大化することが可能となります。
目指すところはここです。

エクセルの短所

そういう観点で冷静にエクセルというツール、そしてその使い方を見てみると、以下の短所が挙げられます:

  • 共同作業に向かない(現在はOneDriveでファイルを共有できますが)

  • 常に最新のデータソースとして使いづらい

  • 多くのカラムを持った時の不便さ

  • ファイルのコピーが簡単に作れるため、最新のデータがどれかわからなくなる

実は、もっと重要な問題があります。これはGoogleシートにも共通するため、脱エクセルの問題からは外れますが(おいっw)。

もっと怖い事実

それは、エクセルにしてもGoogleシートにしてもセル内にやたら関数を埋め込むことの危険性です。

セルの保護という方法もありますが、至る所に関数を埋め込んで集計しているシートで、もし保護がされておらず、関数をうっかり削除したり改変したりした場合を想像してください。

関数を多用したことがある方は、この時点で身震いすることでしょう。せっかく時間をかけて作ったものが関数を触ったことにより壊れてしまったら、泣きたくなります。

この考え方をもとに作った仕組みには、以下の長所があります:

  • 仕組みが壊れにくい=データも壊れにくい

  • 誰でも使える=人にお願いできる

エクセルは簡単に表を作ったり、集計したりできる表計算ソフトとして広がってきましたが、自動化を前提にした仕組み作りでは注意が必要です。

僕がこの2年以上力を入れているのは、AppSheetです。データソースはGoogleシートですが、あくまでもデータソースとして使用します。必要なことはAppSheet上で構成しています。

関数が壊される問題については、AppSheetでは編集画面とビュー画面に分かれているため、関数が壊される心配はかなり低くなります。

まとめ

エクセルそのものが悪いわけではありませんが、自動化を前提にした仕組み作りでは、エクセルに関数を埋め込むことは避けたいということです。エクセルやGoogleシートは手軽に使えるツールですが、複雑な自動化や複数人での共同作業には向いていない部分があります。

これからの時代、DXの波に乗って効率的に業務を進めるためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です:

  • 関数を使う人が直接触れないツールの利用:高度なツールを選ぶのではなく、関数を直接編集する必要がないツールを使うことで、人為的なミスを防ぎ、安定した自動化を実現する。

  • 自動化の仕組み作り:自動化を前提にした仕組みを構築することで、人為的なミスを減らし、作業を標準化する。

  • レバレッジの活用:テクノロジーの力を借りて、作業を他の人やシステムに任せ、自分の自由な時間を最大化する。

僕が推奨するAppSheetのようなツールを利用することで、エクセルの短所を補いながら、より安定した自動化システムを構築できます。特に関数の保護やデータの一貫性が保たれる点は、エクセルに比べて大きな利点です。AppSheetでは、編集画面とビュー画面が分かれているため、関数が壊される心配がほとんどありません。

最後に、自動化の目的は単なる効率化だけでなく、そこで生まれた時間を有効に活用することにあります。大切な人との時間や趣味、スキルアップのための時間を増やすためにも、適切なツールを選び、効率的な業務環境を整えることが大切です。

皆さんもぜひ、自動化ツールを活用して、より豊かな時間を手に入れてください。これからも役立つ情報をお届けしていきますので、引き続きブログをよろしくお願いします。

では、次回をお楽しみに!
P.S.
noteを始めて17記事でトータル1000ビューを達成しました。お時間を使って僕の記事を読んでいただき心より感謝申し上げます。ヒロ


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