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Sensible Paserを使った洋書読みを劇的にスピードアップする方法

 以前こんな記事を書きました。

 そのとき、Sensible Pasterの特徴として、「画像の改行位置に改行コードが挿入される」*1と言っておりました。実際作業の中で、この改行コードの処理に結構手間がかかっていたのですよね。今回これを劇的に改善する方法を見つけました!

 といって、ただKindleの画面をもっているディスプレイいっぱいに広げると言うだけの話なんですよ(笑)

 PC版Kindle(Mac版)の画面をいじっていたら、こういうレイアウトでテキストを表示することができるのに気づいたんです。今さらなんですが、こうやって画面いっぱいにKindleの書籍ページを広げて、それを一気にSensible Pasterでキャプチャすると、挿入される改行の数がかなり減るのですね。もちろん持っているディスプレイの大きさによる部分もありますが、これだけで作業がかなり楽になります。一度にたくさんの文字をキャプチャするために、Sensible Pasterがテキストに変換するための動作時間がちょっと長くなりますが、それくらいどうってことありません。

 この方法に気づいてから、作業スピードがかなりアップしました。ただ、この手法は以前読んでいたGenesis Chapter& Verse のように、写真がたくさん文中にレイアウトされているような本にはちょっと向いてないのですが、ちょうど今読んでいるMike Rutherfordの自伝は、上のように文字ばっかりの書籍なので、この方法が威力を発揮します。

 これ読み終わったら、次はPhil Collinsの自伝に行きましょうかね。ジェネシス関連としては、最近パブリックスクール、チャーターハウスの同級生で、初期のマネージャーをやっていた、リチャード・マクファイルの回想本が出版されたので、フィル・コリンズの次はそっちかな(笑) まあ、次々と読みたい本が出てきますね(^^)

 これまでだったら絶対に日本語になど翻訳されない、自分の大好きだったミュージシャンの本がこんなに手軽に読めるなんて、ホント夢みたいです。ジェネシス関連の本は、一通り読み終わったら、なにか記事書いてみようかなというのも、モチベーションになっております。

 それにしても、KindleにDeepLが内蔵されるようなことになると、AmazonのKindle書籍の売り上げが世界的にかなり上がるような事になるんじゃないかと思うんですが、いつかそうならないかな…。


【2022年10月6日追記】
Shaperという、テキストから改行コードを全部削除してくれるというウェブサービスを見つけました。

改行を削除したテキストを、一気にDeepLに送り込んでくれるのもとても便利ですね。試してみたのですが、こちらで処理すると、今度は必要な場所の改行コードも全部消えてしまうので、今度は後でまた改行をつけ加えたくなるのですよね。

上で紹介したような手法をとって、改行コードをさらに手作業で消す方がいいか、Shaperを使って一気に改行を消してから、手でつけ加える方がいいか、ケースバイケースだと思います。それにしても、いろんな便利なサービスがありますね。作者の方に感謝です。


【2023年10月18日追記】
*1:2023年10月のバージョンアップ(Ver.2)により改行コードはアプリの設定で削除することが可能になりました。

同時に、Sensible Pasterは、無料ではなく600円の有料アプリとなりました。でも、この機能でこの価格なら十分にリーズナブルだと思います。また、MacのM1,2チップにも対応して、劇的に処理速度がアップしてます。


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