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シンクロ起業塾:第5講『 ビジネスの次元が変わる!?説明せずに、理解されてしまう秘密のプロフィール作成術 』

ビジネスコンサルの清野翔太さんと始める新シリーズ『シンクロ起業塾』!!
ビジネスの基本から伸ばし方まで徹底解説していきます!

第5講のテーマは、『ビジネスの次元が変わる!?説明せずに、理解されてしまう秘密のプロフィール作成術』です。


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5/24にシンクロ倶楽部で行ったライブ配信のエッセンスを特別公開!
(※配信そのものはメンバーさんのコメントも入っていて公開できないのですが、エッセンスだけでも楽しんでくださいね!)

【過去の『読む動画』をおさらいしたい方はこちらから!】
第0講:シンクロ起業塾を徹底解説!シンクロ起業で年商1千万円達成した時に起こるコト
第1講:もう迷わない!価格設定の秘訣!
第2講:あなたが「いま」やるコトが分かる! ステージ別☆ビジネス攻略マニュアル
第3講:商品・メニュー構成の秘密のステップ
第4講:シンクロが止まらない!クライアントとの共鳴・共創が起こるメッセージの作り方

それでは、どうぞ~~!!

***

今回も、前半:堀内パート、後半:翔太さんパートに分けてお届けしました。前半で堀内が感覚を伝え、具体的な作り方の詳細は翔太さんパートでお話しています!
堀内パートでは一般的で感覚や抽象度が高い話をしましたので、イメージが掴みやすいと思います。翔太さんは、具体的に詳細にかなり落とし込むというやり方です。

■ 堀内パート:何もない人ほどプロフィールを作って!

・自分には実績がない……
・アピールポイントがない……
・自信が持てない……

こう思っている人ほど、プロフィールを作ることが大事です!
プロフィールを作ると作らないとでは、結構変わる事が大きいです。

***

■ 起業してからのプロフィールは薄い印象になる!

起業のきっかけからでは実績が薄い!
資格取得後・商品開発後・セッションetc……過去から繋げてみる!

大抵の人は、「資格取得してから」とか「起業してから」プロフィールを作ったりします。しかし、自分が起業してからの話だと、内容が薄いんです。

起業後1~3年は、言うなれば《 卵 》です。起業後数年のキャリアからトークがスタートしても、相手に薄い印象しか与えません
さらに言ってる本人が<薄っぺらい>と思いながら話すことで、相手も同様に自分の事を薄っぺらく感じるようになります。概念の問題です。

今回は、
「私まだ起業して2年なんですけど、どうしたら実績作れるの?……」
「グイグイいっている人と比べると、私にはなんにもない」

っていう人ほど、知っていて欲しい内容です。

***

■ 過去から繋げるほど、実績が厚い人になる!

子供の頃から繋げてみる
(子供の頃の体験・趣味・打ち込んだもの・好きなもの)
子供の頃の体験などを組み込むと20年分の実績になる

とはいえ、起業前と起業後を繋げられない人が圧倒的に多いです。
例えば、イベント業務2年・OL10年の経験をどう繋いだらいいかわからないというケースがあります。
その場合、プロフを作ったときの効果を深めていきましょう
「こういうのやったらどうなるの?」という効果です。

プロフィールの効果を見るときに、プロフィールが繋がっている人・繋がっていない人どちらにも共通する観点が3つあります。
オリジナリティー・セルフイメージ・ブランドです。

***

■ プロフィールが繋がっていない人の場合

・オリジナリティ:企画や商品と自分が分離していると「自分には何もない」となり、企画・サービス・商品も薄くなるような気がする。
・セルフイメージ:ない!と思っている人。企画や商品と自分を分離させちゃう。
・ブランド:他の人と比べて個性が内容に見られてしまい、埋没(没個性)してしまったり、無理に強いイメージを打ち出そうとすると不自然になったりする。

【 オリジナリティ 】
商品の説明だけをしている人が多いです。自分の人生と合成させてないので、今のキャリアでしか話せないからです。
ありがちなのが、『キャリア2年なのに、名刺にオーラソーマやヒーリング取得しました!』と並べちゃうパターンです。
「スクール行って学んだ」「ヒーリング学びました」と商品を紹介してしまうんです。

今のキャリアの枠組みだけだと、過去のキャリアと繋がらないので薄くなります職歴は長いのに、今のキャリアと繋がらないんです。
無職もキャリアの内に入るにも関わらず、削除してしまっています
無職を削除してしまうのは、もったいないです。

【 セルフイメージ 】
「自分自身には何もない。薄い私には何もない」
と、自分を薄く感じている状態です。
自分には何もないと思っていると、企画・サービス・商品も薄くなるような感覚となり、価格も安くつけてしまいがちです。

【 ブランド 】
中には「世界最強」等、強気なイメージの人もいます。
しかし、没個性の人が無理に強いイメージを出すと、ちぐはぐになってしまいます。

***

■ プロフィールがちゃんと繋がるとこうなる!

・オリジナリティー:『この企画・この商品・このサービスは、こんな過去から生まれてきたんです』と外に発信して認められると、全てが統合されていく。『世界中のどこを探してもどこにもない、オリジナル』と感じてもらえるようになる。
・セルフイメージ:最初は『これは盛り込みすぎ』『恥ずかしい』という位でちょうどいい。プロフィールを使っていくうちにその気になってくる。実際の自分が追い付いてくる。
・ブランド:『あなただから欲しい』という人が集まってくるようになる。

プロフィールを盛っていくのは超お勧めです。
半年位で、盛ったセルフイメージに自分が追い付いていきます

「バスソルト売ってます」「○○コンサルタントです」のように、商品や肩書・資格で販売している人は、ブランドの部分が弱いです。
同等の資格を持っている人が沢山いるため、埋もれがちになります。

実は、自分の存在価値の方が、商品やメソッドより価値が上回るんです。
堀内が開発したメソッドの例で言うと、講師養成コースでは
「『堀内さんじゃなくて、あなたから受けたいんです』と言われるようにならないと、食っていけない」
「身近な人やSNSに繋がっている人を相手にして『あなたから受けたいです』と言われる存在にならないと、ちょっとヤバい」
とはっきり伝えています。
自分の身近な人にすら影響を与えられないようでは、食べていけないからです。

他の分野でも同じです。
「創始者より、あなただから受けたい」と言われないと、起業してもやっていきづらくなります。
「自分の方が存在価値がある」というブランディングをちゃんとやることで、自分の存在が上回るんです。
さもないと、いわゆる「コモディティー化」が起こり、埋もれてしまいます。

***

■ プロフィールは「私の物語(ストーリー)」

それでは、どうプロフィールを作ればいいのでしょうか。
プロフィールは、ひとつの『物語』にすると情報がスッキリ入りやすくなります
過去からプロフィールを繋げるほど、実績が厚い人になるんです。

「私の物語(ストーリー)」の中で、サービス・商品を提供していきます。
サービス・商品を「私の物語(ストーリー)」に組み込むんです。ㅤㅤㅤㅤ

物語を販売するのが、プロフィールの効果となります。
つまり……プロフィールとは、ストーリー(物語)なんです!

***

■ 物語構成の基本形

1. 過去の状況
2. ターニングポイント
3. いまの活動

じゃあストーリー(物語)の構成方法はというと……
基本は、シンプルにこの3つだけです!
最低3行で作れます。

売れてる人のプロフィールは、短くてかっこいいですよね。
確かに、短い方がかっこいいのですが、デビューしたばっかりの人は、真似して短くしちゃダメです!
初期段階では、しっかりと書くことが大切です。

起業の初期段階であればあるほど、プロフィールは長い方がいいです。
堀内の研究だと、売れれば売れるほど短くしていく方がいいように感じます。

プロフィールでありがちな「自叙伝」ですが、はっきりいってうっとうしいです(笑)。
そんな自叙伝も、本質はこの3点になります。
3点を膨らませるんです。
自叙伝を作りたいときでも、この3点は押さえましょう。

***

■ ストーリー(物語)の組み立て方 ㅤ

自分の過去のストーリー=物語というのは、ぶっちゃけ何でもいいんです。
要は、「過去と今をくっつける」ことがポイントになります。
それさえできれば、なんでもOKです!!

ここからは、堀内の事例を挙げていきます。

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■ 物語構成例1:苦労した事

1:苦労していた頃
2:解決した出来事
3:いまの活動

【堀内の場合~女性性・男性性のセッションを売る設定】

1:苦労していた頃
10代~20代で会社に働いていた頃は、全然女の子からモテず。「堀内は全然人の話を聞かない」と同僚の女の子に言われて、ショックだった。女性を前にすると、ガチガチになり、口下手だった。

2:解決した出来事
オーストラリアにいって、女性性・男性性のセミナーを受講。女性性・男性性の概念を知って、インパクトを受けた。そこで女性性・男性性を知り、男女のことがよくわかるようになり、そのころ付き合っていた彼女にプロポーズをし、結婚した。

3:いまの活動
今では男性性・女性性やパートナーシップ、男女関係について、セミナー等で伝えている。

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■ 物語構成例2:興味を持っていたこと

1:昔から興味を持っていたこと
2:興味が仕事になったきっかけ
3:いまの活動

【堀内の場合】

1:昔から興味を持っていたこと
小学生の時から催眠に興味を持ち、中学生の時から自分自身でトランス誘導とかをやってみていた。

2:興味が仕事になったきっかけ
自分で色々試していくうちに、自己催眠に興味を持ち始め、自己流でちょこちょこ探求をしていた。社会人になって苦労している時に、変性意識の誘導について学び、様々な分野(NLP・タイムライン系・前世療法系・インナーチャイルド系等)を学んでいくうちに「本格的に人の深い所にアプローチをして、人生変異を起こす」という事が分かった。

3:いまの活動
今ではトランス誘導に基づいたセッションを行う様になり、メソッドも作って、展開している。

***

■ 物語構成例3:元々ある能力や才能

1:昔から自然とできていたこと
2:興味(自然とできていた能力)が仕事になったきっかけ
3:いまの活動

【堀内の場合~元々教えることができちゃった】

1:昔から自然とできていたこと
アルバイトをやっていた時に、当時の上司から「堀内は人に教えるのがめっちゃうまい」と言われたり、社会人2年目にいきなり新入社員教育を任されたりした。昔から、人に教えたり、教育をしたりというのが得意だった。

2:興味(自然とできていた能力)が仕事になったきっかけ
30歳の頃に、加速学習・コーチング等、人をエンパワーメントするものに出会い「教育って学校の勉強だけでなく、本当の意味で人の人生を目覚めさせるようなところがある」という事が分かった。

3:いまの活動
現在は人を育てる・成長するというところのサポートの活動やセミナーをしている。

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■ 物語構成例4:これまで行ってきた活動

1:過去行っていた活動や仕事
2:その仕事を通しての気付き
3:いまの活動

【堀内の場合~システムエンジニアとセミナー講師はどう繋がるか】

1:過去行っていた活動や仕事
昔、システムエンジニアをしていた。

2:その仕事を通しての気付き
システムエンジニアをやっているある時、「コンピューターの仕組みって人間の脳や仕組みを疑似的に作ったものである」という事に気付いた。月に何十件、毎日のように障害対応をしていたが、その仕組みが人の悩みを解決するプロセスにとても似ていた。
そして、ネットワーク設計のときに組み上げていたもの(プログラミングやオブジェクト指向・ネットワーク設計の考え方)が、実は、心理学やスピリチュアル系の考え方をまとめる考え方にとても似ていることに気付いた。

3:いまの活動
今はシステムエンジニアの経験を活かし、オリジナルの心理学を取り入れた独自の人間能力を開発するプログラムを作成。「セミナーで人生を解決する」ことを伝えている。

どの角度からも持っていけるんです。
過去たくさんプロフィールを作って来ましたが、だいたいこのパターンに集約されます
これがないと、2年や3年だけのストーリーになってしまうんです。
繰り返しますが、繋げるものは何でもいいですよ!

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■ 過去全部の物語が入ると、エネルギーの総量が増える!


「こんな資格を取りました~!」だけアピールしている。
こういう人、よくいます。
「いま」に向かうエネルギーの矢印が、「資格」の1個だけになってしまうんです。
矢印は増やしましょう!
資格の事だけでは弱いので、色々盛り込んで書くのがポイントです。

・過去の人生・失敗
・未来のビジョン
・昔から好きだったこと
・過去関わってきた団体・個人
・趣味
・実績
・自然とできた事

なんでもいいんです。全て、自分のビジネスの中に全部組み込んでいきます
こういう棚卸は、一回やってみればいいと思います。

***

■ 堀内パートまとめ

<いまに込められている過去が、いまに厚みをもたせる>
過去から繋げるほど、実績が厚い人になる

堀内は、相当色々な角度で、今の活動に繋がることを一回統合してきました。だから「出る」んです。
今にどれだけ「これまでの人生を全部込められるか」ここが大事です。

***

■ 翔太パート:プロフィールの書き方・実践編

前半で説明があった概念的なものを、細かく説明していきます。
「具体的にどう書くの?」というときに使って欲しいです。

***

■ 「プロフィール」の重要性

・何を言うかより、誰が言うか。
・社会では「誰」の部分はプロフィールでチェックする(特に関係性の深い人)
・規模を大きくしていく時には、特に重要になっていく。
・ひとりひとりに頼らなくても、プロフィールがあることで、大切にしている価値観を分かったうえで、ピッタリな人が会いに来てくれるようになる。

関係性が薄かったり出会ったばかりの人だと、特に、プロフィールでチェックしますよね。
プロフィールが整っていると、見方がグッと変わってきます

最初は自分が何をやっているか語れなかったり、伝えるのは大変でしょう。
ですが、プロフィールとして自分が今までやってきたことを言語化していると、大切にしている価値観をわかってくれた上で人が来るようになってきます

***

■ プロフィール作成の前提

<重要な2つの要素>
・客観性:本人の思い込みでなく、信頼になる客観性があるかどうか。どれほどの成果・結果を出しているのかの実績。
・共感性:読んだ時に、共感や親近感が感じられる考え方や、プライベート等の情報。

***

■ 「プロフィール」作成の手順

・STEP1:素材集め(実績等のたな卸し)
・STEP2:素材から反応がいいものをピックアップ
・STEP3:目的に合わせて編集する。

STEP1では、「過去に何があったっけ?」という、素材を集めます。実績などのたな卸しもここです。

STEP2で、素材から反応がいいものをピックアップします
人から見てもらうことで、どの辺りを伝えるといいかもわかります。

STEP3になって、集めた素材を目的に合わせて編集(=調理)していきます

***

■ この講座の使い方

・見るだけだと、ふむふむ、ほー!で終わります(;・∀・)
・ざっと情報を伝えていくので、見直して、動画を止めながら、ご自身でプロフィールをカタチにして下さい。

プロフィールをカタチにするだけでステージがぐっと上がるかもしれません
ぜひやってみてください!

***

■ STEP1:素材集め

【素材集めの重要性】
・何も持っていない、と思っている人にも、必ず、価値ある素材がある。
・価値ある素材=人にとって、目を引くような実績や経験。
・素材を加工して、プロフィールに調理する。

素材になるものの例としては、実績・ルーツ・ヒストリー・ポリシー・ビジョンなどが挙げられます。
過去に何があったのかを、まず集めてみましょう

***

■ 実績のたな卸し~数字で表現できる実績集め

プロフィールというのは、「数字」があると強いんです!
以下にあるものを、とりあえず書き出してみましょう。
「自分には何もない」と思っていても、書き出してみると、色々すごい数字があったりします

【数字の切り口】
・累計:~年業界にいる・受講者数・受注獲得金額・動員数・読者数・フォロワー数
・ランキング:アマゾン・地域1番・(月間)売上1番
・受賞歴:入賞歴・受賞歴・連続受賞歴
・規模:~億規模のプロジェクト担当(会社員時代の事でもOK)
・率:リピート率・満足度・不具合率・事故率・粗利率・定着率・普及率
・希少性:年間5組限定・1日10名限定・期間限定発売
・スピード:オープン○○日で・入社〇年で

例えば「業界に10年います」とか、「10歳の頃から○○に興味があって、何年間研究している」というところが【累計】です。
受講者数も、トータルで出すと意外と多かったりします。

【規模】の例を挙げます。
堀内が提唱する【エコシステム】に関わってる人の場合、堀内の実績を挙げたうえで「それ関連のプロジェクトやってます」と言うと、すごいことをやっている人っぽく見られます。
ここでの【規模】は、会社員時代やそれ以前のことでもOKです。

【スピード】ですが、短時間ということが価値になる場合もあります
翔太さんのコンサルを例にすると「3年でここまで来ました」という事実が、価値です。

***

■ 数字以外の切り口

・お客様の変化
・お客様からの感想・報告
お客様の主体的な変化であっても、プロフィールに活用する事は出来る
(「~と高い評価を得ている」「~という声が絶えない」「~と口コミで紹介されている」)

先ほどは数字でしたが、数字にできないものもプロフィールに使える大切な要素です。

例えば、「主人との関係が良くなりました~」といったものであっても、プロフに使えます。
「~と高い評価を得ている」「~という声が絶えない」といった客観的な書き方をすれば、個人的なことであっても使えるんです。

***

■ 素材:ルーツ

・今のビジネスをしようと思ったきっかけ、理由は?
(出会った人、心に決めた出来事、本)
・名前・日付も、できるだけ細かくたな卸しする。
・複数ルーツらしき出来事があったら、いったん全部書き出しておこう。

今のビジネスをしようと思ったきっかけーサービスの原型は、いつどんな風に生まれたのか。
いつ?誰と?誰が?誰に?……できるだけ細かく、具体的にたな卸しすることが大切です。

ルーツらしき出来事が複数あった場合、一旦全部書き出しておきましょう
全部書き出した後でどれを使えばいいか決めたとしても、問題ありません。

***

■ 素材:ヒストリー

・時系列でこれまで何があったかをたな卸しする。
・これまでの苦労・課題・壁だと感じた事
 例:借金・家族との不仲・健康を崩す・葛藤・スランプ
・影響を大きく受けた師やメンターとの出会い
・大きな転機。そこから変化した事や学び。

***

■ 素材:ポリシー

・これまで生きてきた中、たどってきた変遷の中で生まれた価値観や大事にしていること
・何を大事に考えて、今の活動をしているか
・何を譲れて、何を譲れないか

ヒストリーとポリシーをセットで伝えられると強いです。
「こういうヒストリーがあったから講師なんだ」なということを書くと、言っていることに深みが出るからです。

***ㅤㅤㅤㅤㅤ

■ 素材:ビジョン

・これからどうなっていきたいか。
・実現していきたい世界観や夢。

ポイントは、素材のたな卸しです!
とにかく、材料集めをしましょう

***ㅤㅤ

■ STEP2:素材のピックアップ

【反応をチェックする】
・実績の中で、どの情報が、見る人にとって意味があるかを確かめる。(自分では見えにくい)
・人に見てもらって、インパクトの強いもの・価値が高いものをチェックしよう。

自分にとっては大したことないように見えても、人に見せると「それすごいね」「それ面白いね」と言われることがいっぱいあります
他人(第三者)に見てもらわないと、見る人にとってどんな価値があるかわからないので、他の目で見てもらうことが大事です。

そして、人に見てもらって「このあたりを使えたらいいかなぁ」という部分をピックアップしていきます

***

■ STEP3:物語に編集する(ブログ・HPでのロングプロフィール)

①人生を乗っける感じのようなロングプロフィール
②本等に載せるための経歴だったり、講演に呼ばれた際に提出したりする際の端的なプロフィール

プロフィールは、利用用途で分けていきます
まず、ロングプロフィールから見ていきましょう。

***

■ STEP3:①ロングプロフィール

・自分自身のストーリーを一緒に辿り、感動を与え、一度読むだけでファンになり、理想のお客様層が「受けてみたい!」と思ってもらえるプロフィール。
・長いが、ストーリーに引き込まれるので、一気に読みたくなるような構成になっている
・端的ではないので、本や外部講演、SNSで使う用のプロフィールは別途作成する必要がある。

活動初期やまだ売れていない人は、ロングプロフィールを用意しておくと、ファンになる人が増えてきます。

***

■ 人の心を動かす「物語」

・人は物語が好き。物語は感情を動かす。
・物語があると、自分を重ねて読むことになるので、「体感」が生まれ、思い入れが強くなる。

翔太さんの場合、書いたプロフィールを読んだお客様が「もう1回申し込みたいと思いました」と言ってくれることもあるそうです。
物語の力はそれくらい強いので、オススメですよ!

***

■ 物語の黄金法則

・ヒットする物語には法則がある。神話の法則。
・ジョセフキャンベル:ヒーローズジャーニー
・スターウォーズなど、ヒットする映画は、ほぼこの流れにそって物語が描かれている。

先ほど書き出した素材などを全部盛り込んで編集することで、感動を生み出す物語が作れるようになります。

***

■ ヒーローズジャーニーの流れ紹介

①:ヒーローの日常生活が紹介される
②:冒険へのお誘いを受ける
③:はじめは乗り気がしないヒーロー
④:でも賢者との出会いによって旅立つ決意をする
⑤:新しい世界へ足を踏み入れたヒーロー
⑥:試練や仲間、敵が待っている
⑦:次に最も危険な場所へ接近する
⑧:そこには最大の試練が待ち受けている
⑨:試練に打ち勝ち報酬を得たヒーロー達
⑩:日常の世界に戻ろうとする
⑪:最後の関門をくぐり抜け変容を遂げる
⑫:恵みと宝を持ち帰る

スターウォーズも、この流れに当てはまっています。
自分のストーリー・歴史をこんな風に紹介できると、すごく感動的な物語ができあがります

しかし、全て当てはめる事は大変です。
次からは、簡易版を説明していきます。

***

■ ヒーローズジャーニー・簡易版

・STEP1:今の現状(実績)
・STEP2:その仕事をしようとしたきっかけ・過去の話
・STEP3:辛い思い出(出来るだけ詳細に)
・STEP4:メンターとの出会い
・STEP5:さらなる試練(でもうまくいかなかった)
・STEP6:全てを乗り越えて変わったこと・気付いたこと・だから今の私がいる・だからこそ今の仕事をしている。

 ーなんでそもそもこれやったんだっけ?
 ー過去を始めた中で、こんなことが一番大変だった。

臨場感が溢れるように、そして「これが一番辛かった!!」と分かるように、感情的にかつ詳細に描写することがコツです。

 ーメンターと出会い、さらに試練をクリアして、それでもうまくいかないことがあった。
 ー最終的に試練を乗り越えて変わったことや気づいたこと。
 ーだからこそ、今こんなことやってるよ。

苦労とそこを乗り越えた歴史が乗っかることで、今の自分の仕事やサービスがものすごく厚みがあるものに見えたりします!

講義中、翔太さんが作成したプロフィールを紹介して頂きました。プロフィール作成の参考にして下さい!
(「清野翔太公式ブログ」より「清野翔太の自己紹介」)

***

■ STEP3:②ビジネスプロフィール(端的プロフィール)

ロングプロフィールは面白いのですが、端的に説明できないことがネックです。
公式バージョン的なものも書けたらいいと思うので、紹介していきます。

【ビジネスプロフィールとは】
・公式度が高い場に書く用のプロフィール
・使用用途:公式HP・本・イベントや講演等
・600字程度で作成しておき、利用用途に応じて、長くしたり短くしたり、編集して使えるようにしておくと便利。

***

■ 基本のフォーマット(600字前後)

・名前:ふりがな
・キャッチコピー
・現在の仕事・肩書き
・基本情報(生まれ年・出身地・出身校)
・現在(強みと実績) 数字・固有名詞・具体例
・過去(ストーリー) 
・未来(方向性)
・プライベート(共感を持たせるため)
・実績(箇条書き) 著書・講演実績・メディア出演・資格(あれば)

書き方が決まっているので、上からこれに沿って順番に書いてみましょう。

***

■ 翔太パート:まとめ

・誰でもプロフィールを整えたら「その道の人」になれる。
・プロフィールを書くための情報は、あなたも整理したら見つかります。
・まずは情報の整理とたな卸しから、始めてみよう。

プロフィールを整えるだけで「そのために生まれた人」のような感じを相手に与えやすくなります

「そんなこと言ったって、自分には何もない!」と思った人でも、絶対にあります!
何でもないと思っていたことが、実はそうでもなかったりするんです。

何もないと思わず、必ずあるので、書き出してみましょう!

***

■ いろんな人のプロフィールを見てみよう!

SNSやホームページを見て「こんな風に書いてるんだなー」みたいなものを見ると、イメージが持ちやすいんじゃないかと思います。

今回の講座の中で出てきた要素がどんな風に組み込まれているか、見てみましょう。

***

■ 翔太さんのプロフィール拝見!~構成はどうなってるの?

ここからは、翔太さんのプロフィールを見ながら、構成を読み解いてください!

・今の活動
・成果
・過去(起業当初の絶望)
・過去に触れつつ、昔の話。
 →どんな風に成長して来たのか。何を悩んできたのか。悩みが探求するきっかけに。
 →どうすれば人からどう好かれるのか。楽しく生きられるのか(シャイ故に)
 →試行錯誤して、大学時代は友達を作りまくる→満たされない。
 →変わりたい!とセミナーに行きまくる
・公務員を辞めて路上アーティストに
 →幸せってなんなの?幸せに生きる原理原則ってなんなの?と考えて突き詰めた結果……
 →奇跡のような体験もあったが、生活がやばい!自立しなきゃ!このまま死にたくない!
・バイト生活
 →苦しい時期。現実を創りたい。
・「闇の底」の時期。
 →今本当に苦しい時期に直面している人に共感があるから、この先の展開が響いてくる。
・仲間との共同事業
・100万円の売上を作った喜び
・個別コンサル
 →本当にビジネス支援なのかな?と苦しんで別の活動をする
・メンターとの出会い
 →「自分ができる全てを使ってビジネスを教えればいいんだ」と分かる
・成果
・今伝えたいメッセージ
 →最終的に「色んな事を乗り越えて、それでも今こういうことをやってるんだ!」と思ってもらえる

***

■ 本日のまとめ

【堀内から】
人生を一度全部書いてみる。とにかく書く。無職とか関係なく書く
実績を書く。会社の実績でOK!
無職でもOK無職の間、何をやっていたか?も大事な事
・どんな人が来てほしいか、ターゲットを絞って書いてもOK!

【翔太さんから】
「ない」「使えない」と思ってしまうのはもったいないので、使えないと思ったものでもとにかく何でもいいから書いてみる
書きまくって見せると自分の価値に気づいたり、今に繋がっていることに気づく

***

● シンクロ倶楽部案内 ●

堀内のプロデュースする「シンクロ倶楽部」では、次世代の社会システムについて「エコシステム」をキーワードにした実験をリアルタイムで公開中!月額1,100円で気軽に参加できますよ。
今回の対談など、過去のライブ配信も全てアーカイブ視聴が可能です。興味の湧いた方、ぜひ覗いてみてください!

● 楽しく売れるビジネスの楽屋裏 ●

今回、対談させていただいた清野翔太さん(翔ちゃん)の無料オンラインサロン「楽しく売れるビジネスの楽屋裏」はこちらです!

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