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最初の一歩

こんにちは。

「共感お片付け」の市谷理子です。

年末までの限定企画で、仲良しのお友達の一級建築士の廣田瑞貴ちゃんと一緒に「心地よく暮らすための空間の使い方」&「心と身体に無理なく進めるお片付け」と題してお部屋のお片づけをします。興味がありましたら是非お問い合わせください。お気軽にどうぞ。
https://peraichi.com/landing_pages/view/event01


さて、前回まで、理想の暮らしをイメージしたあとに、自分の現実の暮らしにフォーカスを当ててみましょう、というお話でした。そして、家がモノであふれてしまうのは、社会の構造で仕方のないことなのだ、ということも。

さて、今日は・・・。モノを動かして行きます。

まず最初に片付けるもの。それは・・・。「自分の持ち物」。

今、自分の目の前にある場所。恐らくそこが一番片付けたい場所だと思います。台所、物置、リビングルーム、玄関、はたまた子供部屋・・・。ところが、共有で使う場所は、他の人のモノも混然一体となっている場合が少なくありません。家族であっても、自分のモノが勝手に動かされると嫌な気持ちになったのは誰でも経験がありますよね。まずは、自分のモノを片付けましょう。共有の場所に自分のモノが放置されているのであれば、一度まとめて、自分の手元に置きましょう。

ここで、「片付ける」の意味をもう一度おさらいします。片付けは「不要なモノを外に出して、綺麗に住むこと。」

ステップの最初は「不要なものを外に出す。」

「外に出す」で一番簡単なのは「捨てる」。それから「寄付をする」「誰かに譲る」「売る」。各々に良し悪しがあります。これはまた別の機会にお話します。

まず、「不要なもの」を選択する、これが出来ないと片付けは進みません。今はあえて「不要なもの」と言っているのですが、正確には「自分にとって大切なモノを選り分ける」のが最初の作業です。

判断材料の1つになるのが、「そのモノを使っているか」。毎日使うドライヤー、1週間に一度使う爪切り、冬に毎週着るショートコート、元旦に必ず使う大皿・・みんな使っているモノです。一方、いつかお客様用にと思ってしまってある頂き物のシーツは「使っていないもの=不要なもの」です。

もう一つは、それが気に入っているか。何年も使い続けている口当たりの良いマグカップ、何度も直して着ている手編みのセーター・・・など。

何から手をつけるかも大切。あと後のモチベーションにも関わってくるので、劇的な変化が実感できる、毎日目にするモノがお勧めです。

極端な話、自室に中に何が入っているか自分でもわからない収納家具(プラスチックの引き出しや、ラタンのボックスなど)や、引っ越ししてから一度も開けていないダンボールがあったら、思い切って外に出してしまうと、勢いがつきます。(捨てる場合はお住まいの地域のルールにしたがってくださいね。)

近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」に「最初に取り掛かるモノは『洋服』」と書かれているのですが、私自身が片付けをする時にも、洋服からとりかかりました。流行もあるし、着心地や、似合う・似合わないなど、自分なりの判断がとても楽だからです。洋服は増えやすい一方、おつかれさま、と声をかけて外に出すと、劇的にスッキリします。

気になるのは服ではありません、という方もぜひ洋服からトライしてみてください。ここで慣れておくと、部屋を埋め尽くす趣味のモノや、捨てられないモノ代表の写真も片付けられるようになります。

もちろん、部屋にゴミが散乱していたら、それは拾ってゴミ箱へ。


今の暮らしを理想の暮らしに近づけましょう。

#ブログ
#片付け #minimalism #decluttering #0waste #liveontheearth

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