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自分を好きになる方法


こんにちは。Ramです🐰

突然ですが、みなさんは自分を好きですか?



「美人な自分が好き」


「モテる自分が好き」


「賢い自分が好き」



人によって様々でしょう。


勿論、自分を好きじゃない人もいると思います。

好きの定義は色々ありますが、

今回取り上げるのはそういった条件(〇〇だったら)

をまったく抜きにした

「自分を好きになる方法」

です。

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”自分が好きではない。むしろ嫌いだ。”

”好きになれる部分なんてひとつもない。”

”好きになりたいけどできない。”

そんな気持ちを抱いている方には

ぜひ読んでもらいたい内容です。

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また、自分が好きになりたいし

好きになる方法は知っているけど

結局自分を好きになれない。

好きになる方法を試してみたけど

なんかしっくりこなくて辞めてしまった。

こういった方でも自分を好きになれる

ヒントが得られると思います。


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ただし、記事を読んだからと言って

自分をすぐ好きになれる魔法のようなことが起こるわけではありません。

あくまで、

記事を読んでそれを自分の日々の生活に落とし込み、

無意識でもそれが自然にできるようになるまでがセットです。

無意識にできるようになるまでには、


場合によっては



心労や葛藤などのネガティブな感情が
湧き出てくることもあります。

これに自分で真正面から向き合う必要があります。

そして、

「自分を好きになる」

ためには、自分で実践していくという覚悟がいります。

長年自分を嫌いだったのならば

それが何年何十年と染み付いているはずです。



まるで息をするように

自然に嫌いという呪いを

自分で自分にやっているということですから。

自分自身に染み付いた習慣を

すぐに変えていくという行動が必要になります。

準備はよろしいでしょうか?

では、本題に入りますね。

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外から情報を得ても意味がない


本屋や図書館には数多くの

「自分を好きになる方法」

に関する書籍が置かれているように感じます。

私は何年も前に自分が嫌いで嫌いで仕方なく

かなり生き辛さを感じていました。

自分のことが嫌いなので

周りの人全員嫌ってましたね。見るたびにイラつく。

なんでこんな嫌いな人ばっかりなんだろう。と。

そんな中、とある記事に

「嫌いな人が多いのは自分を嫌ってるから」

という言葉がありました。

人を嫌っている間は苦しかったんです。

だから、逆転の発想で、

「自分を好きになればこの苦しみから解放される」

こう思いました。


なので、まずは自分を好きになるために


「自分を好きになる方法」に関する書籍を10冊以上は読み漁り

動画やブログ等からも情報を得て、

毎日自分に愛してると言いましょう
相手も背景があるのだから恨まずそれを許しましょう
いいところをたくさん見つけて褒めましょう

みたいなことが書いてあったと思います。

(記憶が曖昧ですすみません)


「そうか、なるほど。こうすれば自分のこと好きになれるのか。めっちゃ簡単じゃん。」



とかなり浅はかに思ったのですね。

その時の私は、

長年の問題が解決したような解放感に包まれて
とても嬉しい気持ちでした。


ですが、その効果は長くは続きませんでした

なぜか数ヶ月経つと

元の自分を嫌いな状態に戻っているんです。



いや、方法知ったじゃん。

それやればいいじゃん。





という話なのに、気づくとできなくなっています。


なんでできないんだろう?


ぐるぐる葛藤しては疲れ

また再開するもできなくなるを繰り返しました。

そして

こんなこともできないと自分をますます嫌いになっていきました。

本末転倒です。



自分を好きになる方法をやろうとすると


そんな自分に気持ち悪さまで感じていたのです。

なぜか?

それは全く腑に落ちていなかったから

そして、知識を鵜呑みにして自分で考えてなかったから

知識を得ただけだったんです。

知識ばっか得ても、それを実践できないのならそれは自分を好きになってません。

そして実践するにも心の納得感も必要だということも気づきました。

そんな、約20年間自分を嫌いだった私が


本当の意味で自分を好きになった方法を


これからお伝えしようと思います。

では、ノートとペンを準備してくださいね。

その方法をお伝えします。

自分を好きになる方法


ここでは、

「自分に大好きと言ってあげましょう」

とかいうようなスピリチュアル的な話はしません。

だって、自分のこと大嫌いだと思ってるのに
言葉で大好きって言ってたら心と言葉が伴ってないですよね?

どんどん乖離して、余計に嫌いになりますよ。

それでふわふわし始めて地に足ついてない変な奴なります。

ソースは昔の私。

なので、これからは「言葉で言い聞かせる」ということではなく、地道に自分を見つめるという作業をします。

①自分へのセルフイメージを書き出す


まずは自分に対して思っていることを書いてみましょう。

例えば、

「私は自分が嫌いだ」「私なんていらない」「私は嫌われている」「私は馬鹿だ」「私は才能がない」「私はブス」「私は醜い」

出てきたことを

とりあえず全部書き出してみてください。


きっと誰も見てないので自由に書いてください。



ふーん、そうなんだ。




と思ったそこのあなた。


書きましたか?


書いてないなら

ここで今書いてくださいね。

なんでこんなに言うかというと、

多分この記事を読んでも

ずっとやらずに行くのが見えるからです。

満足してしまうんですよ。

あー、なんかいい情報かもな〜って。

やった気になっちゃうんです。

ので、やってくださいね。


ちなみに

もう書いている!って方は
素晴らしく行動力がありますね。


その行動力にGOODです。
素晴らしい。

では次に行きます。


もしやってみて、なんか出てこないって人は、

「出てこない」
「わからない」
「知りたくない」
「そもそもやるのめんどくさい」

といった感じで書いてください。

(実はわからない、知りたくないやめんどくさいの本心は”見たくない・向き合いたくない・怖い”です。そこを後で掘り下げていきます)


おそらく書いていただけたと思うので、次に進みます。

ではそもそも、なぜ自分へのセルフイメージを書き出す必要があるのか?

それは

認識するため

です。

視覚で自分が思っていることを見ると、

「自分ってこう思ってるんだ」

と初めてわかります。

脳内では漠然とした感情や記憶が保存されて
いるので、

脳内だけで考えようとするとふわふわして埒があきません。

なので、書くということが大切です。

日常的にもこの

「自分がどう思ってるかを書き出す習慣」

を取り入れていくのをおすすめします。

なぜなら、自分が何にどんな時にどういう気持ちになったのか、それがわかってくると、

自分のことが分かってくるからです。

自分のことがわかれば、どういう生き方をすれば
幸せになるのかという指針が自然と見つかります。

これはやりたければぜひ活用してください。

あ、そうそう

さっき後で深掘りしますといった話。

「自分の気持ちがわからない」「やりたくない」が出てきた人は、

自分の気持ちをかなり無視してきた可能性があります。

まず、わからないを認めましょう。

私わからないって思ってるんだな〜って感じで。

大抵この場合、どうして?なんで?と問いかけても何も出てこないことが多いです。

まあ出てこないものは出てこないので
(むしろここでなんで出てこないんだ!出せ!って言うのもちょっと違うので...)

とりあえず「何かがめっちゃ怖くて言えない」か「散々無視してきたから言わないのもそうか」

という感じで扱いましょう。

とりあえず全然出てこない人はさっき言った


「毎日ノートに自分がどう思ってるかを書き出す」

を先にやってみてください。

そこからこの先を読み進めてください。

ということで、①が書けた人は次に行ってくださいね。

②自分へのセルフイメージとそれに伴う感情を見る

次に、あなたはその書き出したセルフイメージを見てどう思うか?を考えてみてください。


「自分はブスだな」

と思った時どんな気持ちですか?


「わたしって嫌われてる」

と思った時どんな気持ちですか?

ここでは、心がどう動いたかに着目します。


例えば、「別に私ブスだな〜」と思ってても案外あっけらかんとしている人もいますし、ブスで死にたいくらい辛い感情を持つ人もいるんです。

または、「私、嫌われてる?なんでだろう。まあ仕方ないか、私も嫌いな人いるしな」と思っている人もいますし、「嫌われたどうしようもう無理だ私なんて生きてる価値ない」まで行ってしまう人もいるんです。


じゃあ、この違いってなんだと思いますか?




それは傷があるかどうかです。




昔、自分が好きな人や親からブスって言われて傷ついた。
そこで自分はブスだから愛されないと感じた。

友達だと思ってた人から嫌われてクラスではぶられて孤独な思いをした。
自分は嫌われる存在なんだ、だからこんな辛い思いをするんだと思った。

こうやって、

その傷が尾を引いて感情として残ってる

んですね。

傷があると人はそのセルフイメージを手放しません。

そして、傷があるとそれに関連する出来事が起きる度に反応して、

「やっぱり自分は」

という風に更に想念を強めるのです。

その想念が多いほど「自分が嫌い」となります。

なので、まず①で出したセルフイメージにこの傷があるかどうかをみてみてください。

書いていて悲しい気持ちになったり

怖くなったり

嫌な気持ちになったり

涙が出そうになったり

これらは傷があるサインです。

まずは、その傷があるということをただ認めましょう。

傷があったらダメとか傷ばっかりで可哀想なんてことはありません。

ただ、あるだけですから。上も下もありません。

そしてその傷を味わい切りましょう。

③セルフイメージが作られた要因を探す

ここからはより具体的に思い出していきます。

①で出したセルフイメージに関して、

昔それに関する嫌な出来事がなかったか?

を思い出してみてください。

例えば、私は「勉強できない自分は価値がない」と思ってました。

だから、自分よりも頭のいい人たちと比べては落ち込み、テストでも望むような順位がでないと「やっぱり自分はダメなんだ」と繰り返し自分に言ってました。

そして、テストであまり良い点が取れないと「要領の掴めない頭の悪いやつだ」と親に笑われました。認めてもらえないという悲しさとやるせなさでいっぱいになりました。

今思えば、テストで良い点を取る方法を考える(過去問を入手する、テストに出るところを重点的にやるみたいな感じ)という手段が取れなかっただけだったのですが、こういうルーツがあるということに気付きました。

勉強ができるできないと自分の価値は本来別物です。

なのに、勉強ができない=自分に価値がない(愛されない、認めてもらえない)

という思い込みから、

「勉強ができない自分は価値がない」

という想念を作りました。

このような感じで、みなさんもどんな体験があったか?を思い出してみてください。

きっと、傷だから思い出すには計り知れないほど辛いこともあるでしょう。

だからこそ、一つ一つ紐解いていきましょう。

そしてその一つ一つに共感してください。
「辛かったな」「悲しかったな」「怖かったな」

そうやってしっかり味わってください。

実践の先


これを続けていくと、あることに気づきます。

それは、

「弱さや傷つきを包括した自分」を認められている

ということです。

本当に自分を好きになるとは、〇〇なところが好きといった条件の好きではないということです。

今までは、〇〇でなければダメだ、〇〇が無い自分は価値がない、という想念だったのが、

そういう条件をとっぱらった
本当の受容ができるということです。

弱さや傷つきを無いものにしていると

そんな自分が居てはいけないと思うと

人は地位や権威、能力や才能、結婚や子供の有無

こういったもので補おうとします。

そして、自分の「ない」に着目し、他人と比較しては
「自分なんて」と攻めてしまうのですね。

今回紹介した「自分を好きになる方法」を実践し、
この比較レールからいち早く抜け出しましょう。

終わりに

自分を好きになる方法はつまり


「自分を知り、傷を癒やしていくこと」


です。

人は生きていく内にさまざまな想念を持つようになります。

その想念が自分を勇気つけたり、明るくしたり、
そういうものならば問題はないですが、

傷つく様な想念は自分で浄化していくこと。

時間や心労はかかるにせよ、
条件ではない本当の意味で自分を好きになっていきます。


哲学者ニーチェのこんな格言があります。

“過去が現在に影響を与えるように
未来も現在に影響を与える”

ニーチェの格言


過去の想念が今に影響している。

今に悪い影響を与えている
過去の想念は傷を癒すことで解消される。

過去の想念が解消されれば、前向きな未来を創造することができる。

ということです。

以上で終わります。

最後までご覧いただきありがとうございます。


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