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皇の時代の羅針盤 その七

月刊プレジデントイーグル
                       vol,7 1995, 6,09

 人間心理の戦略を活かす       
      経営者は会社を伸ばす。!      

 中小企業が大きく成功するためには、何が必要か?当然誰でもが、戦略、戦術を考えるでしょう。しかし、人材、財政、技術力の三拍子揃った会社はないと言った方が早いでしょう。

 年の初めに、今年の経済予測をしましたが、暗いことが多く続く中本当にどうしたら成功できる企業を育成できるかという事を考えてみました。

その結果、
(1)お客様のニーズを知ること。
(2)似たような物を作る。
(3)価格差をはっきりさせる。

これは圧倒的に差を付けることです。そのためには販売力、営業力を強化することです。それを実現させるには、第一に教育です。誰でもすぐにできるマニュアルと実践教育です。内容は地域密着型あるいは人的組織型いずれもネットワークを充実させながら拡大する方法が一番と言えます。

第二に数です。

人の数が多いほどそれなりの結果が出ます。中小企業の戦略は大企業の真似から始めることです。似たようなものを作り性能は大して変わらない。その分価格が安い。これが伸びるこつです。
そのために、今月のテーマ見極めとして、神審が必要になる訳です。

《人生の審神人となれ》


 審神(さにわ)とは、神道にある神を判断することです。人が神を判断するとは恐れ多い事ですが、人格的に知性と教養と心理的に優れた人が行うことにより正しい審神ができるのです。このとき、必ず二人以上で行うことが必要です。

これは、偏ったことを防ぐためです。このようにして初めて、審神が可能になります。またなぜ審神が必要かというと神霊と交流した場合、それが本当の神かそれとも悪霊かどうかを判断しなければならないからです。

この判断することを審神すると言います。我々が住む人間界も霊界と同じです。よい人悪い人、よい考え悪い考え、正しいこと間違ったこと、また、どう判断したらよいか迷うこと、それぞれの利害が絡み、どのように取捨選択したらよいのか迷うことは沢山あります。このようなとき、人生の審神が必要になります。

 では、どのようにしたら正しい神審ができるのでしょう。わたしが考えるにいくつかの条件が必要になります。洞察力、観察力、客観的判断力、推理力、創造力、意志決定力、目的選択力、分析力、経験(年季)、豊富な知識と教養、心理学的知識、組織力、革新的企画力、実行力、説得力等が上げられます。

このほかに、向上心を持った理念が必要でしょう。これは、ある目的を成功させることによく似ています。それは、まず目標を決め、揺るがぬ理念を信念とし、先に上げた条件を駆使し成功させる。これらは、すべて精神的要素である。

ということは、精神的なものをより磨くことが、大切であることに気が付く訳です。この精神的なことを鍛えるものに、学問や芸術さらに信仰がある訳です。ここで学問や芸術は分かるけれど信仰は?と言う人のために、信仰について少しお話し致します。

信仰とは宗教に於ける教学、禅における問答、天地自然の摂理、礼儀作法、神社仏閣を至誠の気持ちでお参りすること、偉大な先人たちは皆この分野の達人であった事は歴史が証明してくれます。また、現在でも多くの経営者、政治家、弁護士、医者なども実践していることは一般にはあまり知られておりませんが事実のことです。

このように名を成し功を遂げた人たちは皆だれよりも強い信仰心のあった人と言えます。さらに学問、芸術、信仰を仕事に生かすことができれば最高だと思います。そのためには人の何倍も努力する必要があることは分かりますね。

ここでよく間違える人がいます。それは、生兵法は怪我の元という諺があるように、ろくに分かりもしないで自分勝手な価値判断をする人が多いことです。これだけはやめていただきたいと思います。

その前に、少なくとも学問(古典、教養書)、芸術(書道、茶道、歌道、華道、絵画)を一つでも十年以上続けて、初めて一つの悟りができるのではないでしょうか。そしてこの十年続けることが信仰心の現れです。こうして自分自身の精一杯の努力の結果が素晴らしいとき、これを世の人は超能力または心霊力というのです。

 今まで話して来たことを結論的にいうと人格豊かな人間になることによって初めて人生の神審人となれるということです。そのために、毎日の精進努力がその基礎であることに重きを置いた人生を送ることです。

これができないといずれ早晩つまらない人生で終わってしまうことでしょう。そうならないためにもトレーニングを受けられた方は、明確な目標を決めて実行してください。多くの人のためになる本当の顧客のニーズを知ることです。

追記1


2024/06/15 昨日のガイアの夜明けをTverで、見ようとしたが見られない。
会員にならないとみられないようだ。
これは、なぜか?
多分反響が良いからだろう?もしくは、何か周期でもあるのか?
と思いつつ、先週の分を見てみた、三洋電機の元社員の方の挑戦だった。
介護事業のスイトル君を世界に発信する予定の企画だった。
成功を祈りたい。
介護業界の保守的に負けないように祈ります。
スイトル君の受容性の可能性は、色々考えられる。
番組に出ているから参考にされたし。
ここで注目したいことは、水を出して同時に吸い取るという技術になる。
今後同類のものが出てくるだろう。と予測します。

追記2


6月14日の分は、後で確認するが、ごみを宝にする技術だと考えられる。
ゴミは、宝になる可能性を秘めているものです。
今回は、たぶん肥料に変える技術だと考えられる。
発酵させて堆肥に変えるのだと思う、途中まで無音で見ていたからだ。
最後はまだ見ていない。しかし、概ね理解できる。
発酵のほかには、焼却という方法がる、この方法では、炭酸カルシウムが残りセメントの原料になる。
しかし、多くは産廃業者の儲けで終わりである。
頭の良い市は、セメント会社と手を組んで行政で焼却した焼却灰を
処理するのではなく、セメント会社に一般ゴミを搬入して、そのまま
セメント会社が焼却して原料としている。
一石三鳥ぐらいに効果です。
そのほかにも、ごみから資源を取り出している所はいくつかある。
汚水処理から、金銀その他の資源が取れる。
携帯電話やパソコンからも金属が取れる。
工業用の塩も取れたりする。
そこで、考えられるのは、ペットボトルからの資源回収である。
つまり、元の原料に還元させられるのである。
しかし、誰もまだ実用化にされていないが、試作している所はある。
産廃業界の見直しが必要だろう、と考えている。

追記3

電気をためる方法が今後のポイントになるだろう。
発電して、自家消費しても余る程発電機た場合売電が考えられるが
最近はそのようにいかないらしい。
そこで、蓄電という方法を行う必要が出る、蓄電した電気を
どう還元するかということがテーマとなるだろう。


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