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コーチング

私は5年前くらいからコーチングを受けています。

コーチングとは

日本コーチ連盟HPによると、
コーチングと聞くと、スポーツの分野などにおいて監督が選手を教え導く、すなわちティーチングがイメージされやすい。一般にティーチングは、親・先生・管理職などの立場にある者が、子・生徒・部下などを豊かな知識や経験に基づき、目標達成へと導くための指導方法。そのため、指示・命令型の答えを与えるコミュニケーションに陥る傾向がある。

一方、コーチングでは「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行う。 この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいている。

しかし、「答えを創り出す」コミュニケーションは、従来のコミュニケーションとは真逆と言える。そのため、コーチが知識や経験、相性や属性などにも囚われないことで、相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮しやすくなるサポートの仕方として研究開発された「コミュニケーション技術」がコーチングである。

相場は1時間あたり10,000~15,000円ということなので、決してお安くはありません。


私がコーチと出会ったきっかけ
 
もともと別のコーチの無料メルマガに登録していていつか受けてみたいな~と思っていたところに、これからコーチの資格を受けるために無料モニターを募集している人がいると知人から聞いて、チャンス!と思って申し込みました。コーチは順調に資格を取っていっているので、最初は特別価格で今は正規料金を支払って継続しています。

※私自身はコーチングを勉強したことは無く、以降主観も入っていると思いますので、正しい情報ではない部分もあるかもしれません。

私の場合は45分月1回の10回コースを申し込んでいるので、まずは初回に10回終わった時にどうなっていたいか?から始まって、各回ごとに何について話したいかをコーチと相談して決めています。

コーチングでは、基本的にコーチが答えをくれるのではなく、答えは自分の中にあるという考え方をします。従ってコーチがいろいろな角度から質問を投げかけてきて、本人はひたすら自分の中に深く潜って言葉にしていく中で、私って本当はこんな風に思っていたんだということに気づいたり、自分で目標やその達成のためにやることを決め、その結果どうだったのかを振り返ります。

コーチングを受け始めた頃は、「何について話したいですか?」「話足りないことありませんか?」などと聞かれても、「別に」と思うこともよくあったのですが、慣れてくると時間はかかっても少しずつ言葉にしていくことができるようになりました。うまく表現できなくてもコーチが角度を変えて質問してきてくれるので、徐々に言いたかったことがクリアになっていきます。



コーチングを受けてよかったこと
 
2人目の育休後時短で働いていた私は、いつも理想のワーキングマザー像になれない焦りやさまざまな葛藤を抱えていました。



  • 生きづらくしていたのは、こうあるべきという自分の固定観念だったことに気づけた

「自分がやらないと」「自分が頑張れば」と考え、でも思い通りにいかないことにいら立っていて、いら立っている私に夫もいら立つという悪循環でした。セッションの中で、私が「夫に頼むのは申し訳ないし・・・」とふと漏らした時に、コーチが「なみさんは夫さんに頼むことを申し訳ないと思っているんですね」と言われた時に、「え?もしかして申し訳なくないの?」と衝撃を受けるとともに希望が見えました。それ以降、〇〇の協力をして欲しいと頼んでみると、張り切ってやってくれたり、やってくれたことに感謝を伝えると向こうからも感謝を返してくれたりと夫婦関係がすごくよくなりました。夫は夫でどうしていいかわからなかったんだと思います。圧倒的にコミュニケーションが足りてなかったんだと思いますが、余裕が無かった当時はそれにも気づいていませんでした。


  • 何かもやもやする出来事があった時に自分の感情を分析する癖がついて客観的に捉えられるようになった

 例えば人から言われたことにすごくもやもやしたことがあったとしたら、私はどこにもやもやしたんだろうと分析してみると、自分のコンプレックスを刺激されたのか、相手の感情にひっぱられただけだったのか、そもそもその人が嫌いだったとかいろいろなパターンがあります。そうすると、これは私の問題ではないからそもそももやもやする必要もなかったなとか、相手の考えも一理あるよなと思ったり、自分の考え方の癖に気づいたりします。ただもやもやしていやな気分を引きずることがなくなったので、ご機嫌でいられる時間が増えたように思います。


  • 目標達成が早まった

 やることを自分で決めた以上やってないといいづらい環境に追い込まれます。何もしなくても仕事と子育てで忙しいので、放っておいたら3日坊主で終わってしまうことがよくあります。もしやれなかったときにはどうしたらできるのかや、そもそも本当にやりたかったことなのか(やった方がいいことは山ほどあるけど、それは私にとってどんな意味があるのかを考える)を見つめ直すようになりました。

 ジャーナリングなど自分一人で振り返りをすることもできるけど、言葉に出してみること、受け止めてもらえること、突っ込みを入れてもらえることが私にとってはすごく大切だと思っています。パートナーや友人に話を聞いてもらうことはできるけど、その時は相手の話も聞く必要があって自分のことだけに集中することができないので、今では、セッションの時間はコーチと話しながら自分と対話する贅沢な時間になっています。マッサージ行くよりコーチングのセッションを受ける方が、意味があると感じています。コーチは私の人生の伴走者であり、家族や友人以上に本音を言える存在でもあります。近い人ほど相手を傷つけないように本音を言わない、自分の黒い感情を見せられない面もあるので、それをプロにお願いするのもひとつの方法だと思います。

コーチとは相性も重要だと思うので、口コミだけでなく体験セッションをしてみるのもおすすめです。

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