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突然の業務変更ともやもや

 最近の私はとてもゆとりがあって、家族でご飯を食べる、お出かけする、子供たちに挟まれて寝るといった日常の一コマに幸せを感じられるし、これは前からそうだけど日曜日に「あ~明日から仕事いやだな~」とサザエさん症候群になることもありません(金曜日に明日から休み♪と嬉しい気持ちにはもちろんなります)。



その理由は、仕事が半分以上なくなったから!



・もともとの業務

 もともと2つの部署を掛け持ちしていて(メインとサブと呼びます)、昨年サブグループに欠員が出たため、サブグループの業務量が増えました。その時にメイングループの一番大変な業務は別の人に引き継いだはずなのに、その人があまりに・・・というかんじだったので、いつのまにか私が継続することになっており、元の1.8人分くらいの業務をしていました。特に今年に入って業務の佳境でもあり、土日を含めて夜子供を寝かしつけてから仕事をするという生活をしていました。


・またまた辞令は突然に

 3月末のメイングループの定例ミーティングをしている時にいきなり
「4月から体制が変わり、新しい人が来ます。したがってなみさんはサブグループの業務のみとなります、引継ぎちゃんとやってください」
と上司から言われました。メインとサブの上司のみが知っていて他の人も全く聞いておらず、え!?って全員がなりました。

 私としては、本来私の仕事でないものも特に文句を言うでもなく引き受けて貢献していたつもりだったし、一番大変な業務がもうすぐで一区切りというタイミングだったこともありかなり戸惑いました。
 もちろん組織として人事は思うようにならないことは理解していますが、事前に何の相談や報告もなく、他の人と一緒のタイミングで聞かされ、これまでありがとうとかお疲れ様とかの言葉も一切なかったことに人として驚きました。
 しかも、私は企業から〇〇の業務をするということで出向しており、給料も十分に出ないから何も貢献していない出向元が給料を補填してくれているという状況にも拘らず、出向元への事前・事後の説明も一切ないということに怒りを感じました。
 これまで知識やノウハウ、信頼貯金を少しずつ貯めてきてやっとそれを使えると思っていたところでした。担当変更のご案内をした時にありがとうと惜しんでくださった方の言葉がしみました。


・もやもやは続くよ、いつまでも

 翌週には新しい人が来たので急いで引きつぎをしなければならず、さらにバタバタしていたのですが、時間が経つにつれてやっぱりおかしいとふつふつと怒りがわいてきました。その気持ちをノートに書き出して自分なりに整理というか諦めて、「よし!これで自由な時間ができるかも」と思うようにしました。ようやく時間ができたのでコーチングを再開してコーチにこれまでの経緯などを話してみたところ、また怒りが増幅してきて、整理できたと思っていた(思い込もうとしていた)けど、実は感情はそんなに簡単には整理できてなかったんだと気づくとともに、感情を書き出すだけではなく言葉にして吐き出す、話をただ聞いても共感してもらうということがこんなに浄化作用があるんだということにも驚きました。その後も元メイングループの人たちと同じ部屋にいるので、仕事内容がちらちら見え・聞こえ陰に日向に後任者へのサポートをしつつ、でもどこまで手を出すべきなんだろうと迷っています。そして、私だったらこうするのにな、もっと効率よくやれるけどなどと思ってしまったりプチもやもやは続いています。完全に見えなくなる方がすっきりしますね。



 今回の業務変更は、ところてん的に押し出されてのものだったため、もしかしたらこれまでの人生で一番理不尽さを感じる出来事だったかもしれません。これまでが恵まれていたとも言えますが、自分に全く落ち度がない中での仕打ちだったので、おきどころのない気持ちのゆれが大きかったです。今回の変更では実害はなく、サブ業務としてこれまでとりあえず目の前のことをさばいていたけど本当は興味があったことを掘り下げたり、仕事の合間にこっそりnoteの記事を書いておいたりできるような時間ができたことは良かった面もあります。

 全然したくはないけど、今回起きた理不尽な経験は、結果的に自分と向き合うことになりいろいろなことを考えるきっかけになりました。

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