カレーを食べてる時はカレーのことしか考えてない

カレーを食べてる時はカレーのことしか考えてない、考えたくない
たい焼きを食べてる時はたい焼きのことしか考えてない、考えたくない


「最近どう?」って聞かれたときに、答えるほどのことが何もなくて、言える何かがなくて、
強いて言うなら、ニート?流浪人?夢半ば?

学校の世界が終わったらみんなそれぞれな感じがするけど、
学校が終われば会社の名前で〇〇会社の〇〇さん、になって、
あー〇〇会社ね、になって、

私もそういうのが欲しかったのかな?
そういうのがあれば安心したのかな?
家族とかに安心してもらえて嬉しかったのかな?

インスタとかがあるとあの人は今ああらしい、あの子はこう、って良いも悪いもみんなたくさん情報を持ってて、

ああ、わたしのことは、次会った人に、なんで説明されるんだろう。
この一瞬をどう切り取られるんだろう。
なんていうタグがつけられるんだろう。

と思って、それは劣等感とか焦燥感というより、比べる世界に戻ってきてしまった感覚が自分の嫌だった自分が舞い戻ってきた気がして悲しかった。
勝ち組と勝ってない組に勝手にカテゴライズしてた時。
今も人にそう思うことがあるからそう思われることが怖いんだろうな。

佳子はあんこが食べれるようになったらしいよ!ってことだけが広まってほしい
佳子は元気にはじめてのインドカレー食べてたよ!インド人のおじちゃんにニコニコ手振ってた!ってことだけ覚えててほしい

わたしの話が違うところでされるという過程すら思いあがりなのかもしれないな。
昔は昔話が楽しかったのに、
今は振り返る話をしたくなくなってしまったのは、
今の自分にあんまり自信がないからなのかな。

わたしって結構急行列車のキラキラ席に座らせてもらってたんだな。
いい高校といい人間関係といい大学と
そこに会社が乗っからなかったまでで。

そんなこんな池見ながらぼーっと考えてた末、
バックグラウンドばっかり振り返らないで、
ほどほどに今までを大切にして、
全然知らないお友だちを新たにつくって、
わたしのファンと結婚して子ども産んで、
誰かの肩をかりながら自分を模索してやってみる。
迷い続けてやろうな〜!

今日はカレーを食べてる時はカレーのことしか考えず、
初のインドの世界はすっごい美味しかった!
たい焼きを食べてる時はこんな美味しいもの…焼きたてパリパリも味わいたいな…どんな味なのかな…って妄想してた!
耳と口がバラバラだった、聞きながら食べるって難しい。

ご馳走様でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?