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大学教員の仕事

現在、某大学の人文系学部で専任教員(助教)をしています。大学教員は大きく分けて、以下の4つの仕事をしています。

教育(授業)
 大学教員の方も、そうでない方もまず思い浮かぶのが、おそらく授業ではないでしょうか。学部(学士課程)の授業と大学院(修士課程・博士課程)の授業があります。高専だと、高校生相当学年の授業を担当することもあります。
 学部の授業では学部を問わずに受講できる教養科目や、所属学部の学生のみが受講する専門必修科目、選択科目と、大学によっても担当しなければいけない授業は異なるでしょう。大学院の授業は、現在所属している大学では准教授以上が行うことになっているため、助教ちゃんは担当していません。

研究
 大学教員の神髄。本当は勤務時間のほとんどを研究に充てたいが、そうはさせてくれないのが日本の大学です。人によっては、学会運営、学会誌の査読、科研の査読などもここに加わりますが、基本的には無給です。

校務
 いわゆる委員会的なものがここに入ります。現在では、複数の委員会を掛け持ちする人も少なくありません。委員会にかかわる会議の出席、教授会への出席等もこのカテゴリに分類されます。大学によっては、委員会への所属は准教授以上などと決められているところもあるようです。また、高校に出向いての出前授業、オープンキャンパスの対応等もここに含まれます。

その他(社会連携・地域貢献)
 大学周辺のお住まいの方や一般の方向けの公開講座の講師、地域の講演会等に呼ばれてお話する仕事がここに入ります。変わり種としては、高専の場合、寮を持っているところがほとんどですので、月に一度ほど当直勤務が入ります。

※守秘義務の関係でどうしても書けない業務もあります。時期は限定されるものの、大変かつ重要な仕事です。


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