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3月19日 「17年ぶりマイナス金利解除について」 私にもわかるように教えてちょうだい! 

こんにちは!
先ほど、日銀(日本銀行)がマイナス金利政策の解除を決めました。
マイナス金利が17年も続いたので、金利がある生活がどうなのか、ほとんどの人はピンとこないでしょう。

これは金融政策の大きな転換点と言えますが、いったいどういうことなのかご説明します。


内容とポイント

①マイナス金利政策を解除

※マイナス金利とは
銀行が日銀に預金すると利息がとられるため、日銀にお金を預けないようにした
銀行が企業にお金を貸して、世の中にお金が出回るようにした

②イールドカーブ コントロール(長短金利操作)撤廃

※イールドカーブ コントロールとは
長短金利全体をコントロール(金利の上昇を抑える目的)するための
金融政策です
長いデフレに苦しんでいた2016年9月、アベノミクス 下で
2%物価安定の目標を早期に実現する ことを目的として導入されました。
頭文字を取って YCC とも呼ばれています

・短期金利・・・マイナス金利
・長期金利(10年物国債金利)・・・日銀が国債を買うことで0%程度で
 推移させる

③上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の新規買入れ終了

※2010年12月より、株式市場に日銀が買入れ資金を供給することで、市場の資金がめぐりやすくなり、企業の資産価格が上昇する効果により、「物価の安定」と「金融システムの安定」を目指した

失われた30年から、ようやく正常化への入り口が見えたところでしょうか。

今後、私たちの生活にどのように影響するのか、日銀の植田総裁の記者会見の結果も踏まえて、次の記事で書きたいと思います。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

画像出典:日銀公式HP


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