自己紹介_経歴

こんにちは。
以前自己紹介で経歴について簡単に書いたので、詳細を記します。

・岐阜県出身
・県内美術科高校卒業
・私立芸術大学(デザイン)卒業

小さい頃は絵を描くのが好きで、10歳の頃の人生設計で次のように話していました。

・美術科高校に入学する
・その後美大に入学する
・将来は美術に関わる仕事をする

2つめまでは達成した、と言えるでしょう。
高校生でデザイン専攻を選び、そのままデザイン学部などを受験しました。
ただ、大学生の途中で、私がやりたかったことはデザインではなく、アートだったのでは?と思うようになりました。デザインとアートの違いについては様々な意見がありますが、デザインはクライアントから要求されて仕事をし、アートは自分の創作物を自分で売るのを仕事とする、といった違いになると思います。

何故デザイン専攻を選んだのか?
私の通っていた高校は調べればすぐにわかってしまうと思うので詳細は省きますが、ほぼ美術予備校です。美大や芸大を受験するための授業が組み込まれているので、学校で自分の好きな絵を描けるのは年に1〜2回程度です。その中で、3年間勉強してもいいと思える専攻がデザインだったのです。
正直、今高校生に戻ってあの頃の生活をもう一度やれと言われても、できる気がしません。絵を描くことが好きじゃないとやってられないと思います。私の友人の大半は高校の同級生なのですが、今でも絵を描いている子もいれば、描くのを辞めた子もいます。私はどちらかと言えば、辞めた方です。
話が逸れましたが、基本的に自分の専攻している分野の受験をするので、大学もそのままデザイン系を受験しました。第一志望の公立大学に落ちたので、私立の芸術大学に進学しました。

高校生の私の生活はかなり密度が高かったと思います。
一般科目の授業以外は専攻の課題と向き合い、朝と放課後はデッサンをする。1日の半分を美術に費やす生活でした。その中で得られたものも多くあります。生涯の友人、一般的な美術予備校では得られない経験……。あの時期に私の人格はほぼ形成されたのだと思います。専攻の課題やデッサンには、必ず講評があります。例えるなら、解答用紙を全員分張り出し、ひとりひとりどこが駄目でなんで駄目でどうすればいいのかを言われます。今思うとそんな恵まれた環境は無いだろうと思います。しかし、かなりキツめに批判されることもあり、メンタルがボロボロになったのは私だけではないでしょう。私は優秀ではなかったので、何か言われることも少なかったのかもしれないと今では思うのですが、先生から期待されている子はもっと厳しくされていたと思います。ひとりの優秀な(ここで言う優秀とは東京藝術大学に入学すること)生徒がいればそれで良かったのだと思います。

大学は何をしていたのか?
私の進学した私立芸術大学のデザインコースは、デザインコースの中にいくつか分野が分かれていて、一年生でそれらの課題を体験し、二年生から自分の勉強したいコースを選ぶという方式でした。悩みに悩み、結局文章を書くコースを選びました。よく耳にすると思いますが、アートやデザインで食べていける人間は一握り、将来自分の勉強した分野の仕事ができるとは限らない。それならば、今は興味のあることを勉強しよう、と、小説や詩を書くのに興味があったため、選びました。高校の頃から少し書いてもいたので。小説、戯曲、詩、キャッチコピー、絵本などを書いていました。
自分の選択に大きな後悔はありませんが、今思うと負け犬根性極まれりという感じですね。でも楽しかったです。
しかし、就活の時期に、自分の勉強してきたことは社会で何の役にも立たない、とショックを受け、秋まで就職活動していました。面接でいちいち小説を読んでもらうわけにもいかないので、他の生徒に倣ってポートフォリオ制作もしました。

今現在の私は1年半くらい事務職をして、転職活動中です。
今の私は美術に関わる仕事よりも、趣味で好きなように創作できるような仕事がしたいです。

高校、大学には思い出やかけがえのない経験もあれば、トラウマもあります。今後自己分析する時にその話をするでしょう。マイナスな話ばかりしてしまいましたが、プラスな面もあったので、いつかその話もしたいと思います。

それでは。



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