マユミ O

1958年生まれ 息子は自立し夫と2人暮らし アロマセラピストとしての活動の他、歯科衛…

マユミ O

1958年生まれ 息子は自立し夫と2人暮らし アロマセラピストとしての活動の他、歯科衛生士として訪問口腔ケアに従事しています。 日々の出会いに感謝、小さな事に喜びを見出したいと思う60代です。 たまーに徒然なる出来事などを思うままに書いてみたいと思っています。

最近の記事

日々雑記 出会いに感謝

アロマトリートメントサロンを営んでいる。 サロンでのお客様との邂逅は、そのたびに私に幸せと学びをもたらす。 20代前半の若い人は、幼い子供3人を昼間はみて夕方から朝まで寝ずに働く人だった。 貴重な休日の時間を割いて、来てくれた人は 疲れた足がパンパンだという。 睡眠時間3時間。 とても頑張っている人のために心を込めて丁寧におこなうアロマトリートメント 精油は、ラベンダーとイランイラン。 鎮静と穏やかさ、華やかな甘さ どうぞ、お健やかに たくさんの幸せが訪れますように

    • 日々雑記 読書記録

      虫たちの家 原田ひ香著 リベンジポルノ、中傷の書き込みや画像流出 様々な問題に晒される現代 個人写真や情報が出回り、親族からも離れ、名前を隠した女性たちがひっそりと暮らす家。 そこにある時、新しく同居人として現れた母親とその娘。 しだいに明らかになる過去と現在 様々な思いが交錯して穏やかな住処には、歪みと綻びが生じてくる。 先が気になってしょうがなかった、 面白く読めた一冊。 シティポップ短篇集 シティポップが生まれた1980年代の文学は、都会的でキラキラしていた。

      • 日々雑記 私よりも少しだけ先を行く先達は。

        アロマセラピストとしてのサロン業務のほか、歯科衛生士として高齢者施設などで訪問口腔ケアにも従事している。 先日も少し先を行く先達の口腔ケアを行ってきた。 様々な背景を経て今を生きる人の話は、いつも思うことだが、実に学びに満ちている。 ある女性は東京の青山で生まれ、少女時代を池袋の地で祖母と母親が営む下宿で育ったのだそうだ。 とても面倒見の良かった祖母は、早稲田など地方出身の学生たちから母親のように慕われたのだとか。まるで実家のようにして妻の産前産後を過ごした人もいたくらい

        • 日々雑記 今日も佳き日に

          朝ドラ「虎に翼」 少し前の放送になるが深く心に残ったので書き残しておきたい。 弁護士になるための最初の関門、高等試験に見事合格した主人公寅子は、優秀な女性だと祭り上げられる。 「しかし自分はけっして女性の中でいちばんなどではない」 と気持ちを吐露する場面があった。 女性というだけで、生い立ちや格好や信念で切り捨てられたりしない。 男か女かで篩にかけられない社会になることを心から願うと。 そしてみんなでそんな社会にしましょうよと力のこもった眼差しで語った長い台詞。 脚本家や

        日々雑記 出会いに感謝

          日々雑記 理想の旅は

          リュックを担いで宿も行先も決めずに降り立つ異国の地。 行き当たりばったりの長旅は、その国の人々が食べるものを食べ人や景色を見る。 実にうらやましい旅だ。 騙されて帰って来られないかもとか、行方不明のニュースが頭に浮かぶ私にはとても出来ない旅。 今のような翻訳アプリなど、なかった頃の旅は、どれだけ豊かなものになったのだろうと思う。 例えばウラジオストクからパリまでの移動の旅は、バスと列車で飛行機に乗ったのは2回ほどなのだとか。 通過した国は10、降り立った国は8カ国だったそう

          日々雑記 理想の旅は

          日々雑記 テレビドラマにハマる

          美しく咲いた桜を愛でる季節が到来 まさに春爛漫だ。 今年も時間の合間を縫って近場でお花見を楽しんで来た。 3月でテレビドラマもほぼ最終話。 今期もいくつかのドラマを楽しんで視聴した。 コンプライアンスの厳しい令和とそうではなかった昭和をタイムマシンで行き来き、笑いあり涙ありのドラマ 「不適切にもほどがある」 もハマったもののひとつ。 重箱の隅をつつくがごとく細かいことに目を向けねばならぬ令和 一事が万事緩く甘かった昭和 どちらの時代にしても生き辛い、大変な世の中を私たち

          日々雑記 テレビドラマにハマる

          日々雑記 読書は楽しい

          本を読み終わり、なんとも言えない幸せな気持ちになるときがある。 これこそが読書の醍醐味。 久々にそんな気持ちになった一冊は なんとかしなくちゃ。青雲編 恩田陸 著 主人公 梯結子は、幼少期より周りの人達をじっと観察して思考を巡らす。 その洞察力と機知に富む発想の豊かさ。 結子という名前の通り人と人を結び、架け橋となる。 幼少期から大学卒業までの物語は面白すぎて 続編を熱望して読了した。 桜餅を見かけて買って帰る。 美しい桃色と豊かに香る桜葉。 美味しい春を味わえる幸せを

          日々雑記 読書は楽しい

          日々雑記 久々にコロッケを作った!

          夜ドラ「作りたい女と食べたい女」シーズン2 毎回、登場する美味しそうな料理やスイーツも楽しみに見ていたドラマだ。 ある回で登場した山盛りのコロッケ。 それを大きな口でかぶりつく様子があまりに美味しそうだったので、久々に我が家でも作ってみた。 中身の具をコッテリ肉じゃが風に甘辛くするのが我が家流だが勘所が違ったか、ちょっぴり薄味に出来上がった。 健康のためには、良かろうと思い直し揚げたてをかぶりついた。 カリッ、ハフハフの美味しさは自家製だからこその醍醐味。 次は、久し

          日々雑記 久々にコロッケを作った!

          日々雑記 読書好き

          常に手元に本を置きたい読書好きにとって、図書館はとてもありがたい存在だ。 今回も目についた幾つかの本を借りて来た。 まず手に取ったのが芥川龍之介の桃太郎。挿画は寺門孝之 お爺さんやお婆さんのように山や畑に出て働くのが嫌な桃太郎は、鬼征伐に鬼ヶ島に行くことを思い立った。 容赦ない悪行と傍若無人、 お供たちにきび団子を半分しかやらないケチで小狡い桃太郎。 対して鬼ヶ島で平和に暮らす温和な鬼たち。 恐ろしく理不尽な物語は、まるで世界のあちこちで止まない紛争や戦争を指し示して

          日々雑記 読書好き

          日々雑記 原作は漫画だそう。

          今日から3月。 つぼみだったチューリップも華やかに美しく咲いて、春爛漫ももうすぐそこにと教えてくれる。 楽しみに視聴していた夜ドラ 「作りたい女と食べたい女」 シーズン2が終了した。 料理することが大好きだけど、ひとり暮らしで少食の野本さんと豪快でとても美味しそうに食べる春日さん このふたりを中心に展開していくドラマは、毎回、出てくるお料理がとても美味しそうでお腹が空いた。 女性であるふたりが互いを思いやりながら、おずおずと関係を深めていく様子と周りにいる人たちの優しさ

          日々雑記 原作は漫画だそう。

          日々雑記 この日も佳き

          アロマに携わっているのだが、コロナ以降の暇な日常にすっかり慣れてしまった昨今。 思いがけず、ワークショップの依頼が舞い込んだ。 先日、打ち合わせを兼ねたご挨拶に出向いた。 場所は、某ディーラーのゴージャスなショールーム。 5人の紳士に囲まれての名刺交換は、久しぶりの緊張感を感じて、しっかりしたものを提供しようと気持ちを新たにした帰り道。 ふと見上げた空の青と雲のコントラストの美しかったこと。 良いことあった時は、まっすぐ帰らず美味しいものを食べたい。 寄り道したのは

          日々雑記 この日も佳き

          日々雑記 春はそこまで

          花屋の店先に出ていた桃の花のかわいらしさに、ふと足を止める。 そうか、もうすぐ桃の節句か。 実家から引き取った骨董品的雛は、私のために祖父母が整えてくれたものだから、今年で66年ほどにもなる。 美しい花々、吹く風にも春の香りを感じる3月 小ぶりなお雛様は、品のよい顔と美しい風情で少女の私をいつも楽しませてくれた。 随分と時が経ったものだ。 年金をもらう身、諸手続きに出向く用事のある日 せっかく街まで出かけるのでと友人とランチを楽しんできた。 いろいろある店候補の

          日々雑記 春はそこまで

          日々雑記 蒸篭にハマる

          遅ればせながら蒸篭の魅力にハマっている。 蒸した野菜はその甘味を増し、焼売や肉まんの美味しさは電子レンジとは比ぶべくもない。 パンは、モチモチとしてオリーブオイルを垂らせばいくらでも食べられる。 電気蒸篭なので食材を入れてスイッチを入れたらほったらかし、片付けも簡単。 仕事で遅くなっても苦にならないといいこと尽くめ。 秋刀魚の缶詰と野菜をセットしてお酒のおつまみ おにぎりと卵と塩鮭を蒸してほかほかの朝ごはん 栄養たっぷりの離乳食作りにも良さそう。 次は何を作ろうか

          日々雑記 蒸篭にハマる

          時に思い出すのは

          幼少期、母方の祖父母に預けられていた時期があった。 2歳かそこらの記憶として残っているのは 祖父母に連れられて映画館へ行っていたこと。 テレビが家庭に普及していない、映画が人々の娯楽だった昭和30年代の初め 私は終わるまで祖母に抱かれ、いつもぐっすりと眠っていた。 祖母の体温とくるまれた毛糸の羽織ものの 温もりは、しばらくの間よく思い出していた。 金魚売りの呼び声と金魚鉢の中を泳ぐ金魚 井戸端で洗濯している祖母 庭に咲く鶏頭の花が気持ち悪く、少しも美しいと思えな

          時に思い出すのは

          心が喜ぶ時

          先日、アロマセラピストとしてアロマハンドトリートメントを行う催しに参加した。 異なる環境と仕事や年齢も多様 様々な背景を持つ女性たちと向き合って行う香りと癒しのタッチングケアは、植物油にラベンダーやゼラニウムなどの精油をブレンドして行う。 10数年、夫から逃れたいと思い続け、やっとの思いで別れることができ自分自身を大切に生きようと歩み始めたひと。 社会に出て数年、仕事に追われてお料理もできないと嘆く若いひと。見つめてくる瞳が美しかった。 私は話しを聞き、共感しながらト

          出会いに感謝

          様々な人との出会いによる経験と知見。 ありがたいと思う。 先日は、ネット予約のみ受け付けているお店へ友人がめんどうな予約を入れてくれ 炊き立て土鍋ご飯と美しいお菜が並ぶランチに行ってきた。 その後、デパートの催事、バレンタインスクエアに連れて行ってくれた。 そのような催しが行われていることを知らなかった私。 ベルギーやフランスなどの様々な美しい高級チョコに目を奪われて楽しいことと言ったらこの上ない。 試食もたくさんして口福と幸福を同時に味わって来た。 アロマセラピス

          出会いに感謝