好きな曲
ロストインタイムの30という曲が好きだ。
歌詞の中では夢を追いかける人が主人公として描かれている。
若く怖いもの知らずだったその人は
漠然と思い描いていた夢を叶えるために
途方もない道のりを知り、
時にはその目的や意味さえも忘れかけながら、
またある時は自分の目指していたものとのギャップにこれで良いのだろうかと葛藤しながらも
自分を見失わないよう、必死に歩んでいく。
この曲を聴いていると、
生きていく中で大事なものは常に変わっていくことを認めることも一つの勇気なのだと教えてもらっている気持ちになる。
そしてこの主人公は自分の心情ととてもリンクしていて正直かなり共感して泣ける。
私は非常に悔しがりなので、
何事も自分の理想に少しできなかっただけで劣等感を感じてしまうことが多いけど、
結果や辿り着く先がどんな形であれ、
それまでの過程は全て自分の中で大切な肥やしとなっていることに気付かされる。
何かを得るためには他のいろんなものを失うことを覚悟しなくてはいけない。
そんなことは私は20代前半に全く気づけなかったなあ。
気づいていたとしても、
そこまで覚悟を決められたかどうかは疑問である。元々そんな勇気なかったのかもね。
そんな弱い自分を許してくれて、今でも必要としてくれる人がいるということはとてつもなくありがたい。
そんな素敵な人たちがいてくれるから、こんな阿呆が無心に夢を語れたのかもしれない。
自分が経験してきたことは一つも無駄ではないから、
今できる最高のことを考えて、
自信を持ってまだまだ進み続けていきたい
そんなふうに思いました。
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