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【WWOOFに初挑戦😚】

こんにちは!
1/2〜1/9の期間、南伊豆の「ティハール」さんというネパールカレー屋さんにWWOOF(ウーフ)という仕組みを使って来ています。



◎みなさんWWOOFってご存知ですか??

WWOOF(ウーフ)は、お仕事を手伝う代わりに無料で宿泊やご飯、時には観光までできる仕組み。

地方の農家のおばあちゃん家で泊まりながら、農作業やお買い物をお手伝いするイメージです。

ホスト(受け入れる側)としては、
・無料の労働力(ウーファーさんのご飯や光熱費だけ)
・日頃出会わない方との交流ができる等

ウーファー(手伝いに行く側)としては、
・田舎暮らしを体験できる
・農業を実践的に学べる
・宿泊代・ご飯代が節約できる等

この他にも、人によって様々なメリットがあります。

◎なぜ大学生の私がウーファーに?

①田舎暮らしへの憧れ

理由の一つは
「田舎暮らし(自給自足生活)への憧れ」
昔から家族でキャンプによく行く中で、自然が好きになりました。
しかし高校生・大学生になっていくにつれ、自然のある場所に出掛ける頻度も減っていきました。

一方でこれからの将来(特に30代〜40代以降)はどんな風に暮らしていきたいかなと考えた時、
田舎で農業や酪農をしながら自分で自分の生活を作れたらいいな、となんとなく考えていました。
なのでそのヒントになればなと思い、ウーフに関心を持ちました。

②一歩踏み出さないとできない経験

そしてもう一つの理由は
「自分が一歩踏み出さないとできない経験をしたい」ということ。

これは色んな社会人の方からの「学生のうちに時間がないと出来ない経験や、行けない場所に行った方がいい」というアドバイスに基づいた行動です。
これは時間的な余裕があるからという理由の他に、

社会人になる前に色々な選択肢を知れる
◎偏ったモノの見方を少しでも減らし、仕事や人生において良い決断ができるようになる

という点でも、決して損はないと思っています。

◎今回お邪魔した南伊豆のカレー屋「ティハール」さん

私は初WWOOFですが、ティハールさんはこれまで累計約350名のWWOOFERをホストしてきた超ベテランホストさんです。

南伊豆のネパールカレー屋さんで、私の想像していた農作業系WWOOFではありませんでしたが、メッセージによるご縁があって伺わせていただきました。

慣れていらっしゃるということだけあって対応がスムーズで、戸惑う事なく日々楽しく過ごせています😊

一週間だけなので出来ることは限られてしまいますが、今までの4日間では
・カフェでのお手伝い
・料理(特に切り方)を教えていただく
・ピアノを練習
・バイクでツーリング(晴れている日に周辺の海に行きました)
・薪割り
・色々な職業の方を紹介していただきお話を聞く
ということを経験しています。


工具を使ってネジを外し中…!

色々な人と話し考えたり、新しいことを体験する生活は楽しく「思い切って来てよかったな」と日々感じています。

ウーファーにはどんな方が来るのでしょうか。

私のイメージではウーファーは、海外の方がほとんどであとは学生かなと予想していました。

しかしここでは、少し違いました。

都会で働き暮らす中で
「このまま働き続けていいのかな」という疑念を持ち、ハイペースだった生活からマイペースな生活を求めて訪れてきた方が多数派でした。

そこでここのホストの方に、ツーリング中の会話の中で質問をしてみました。

私:「ここに来るウーファーさんには、どんな方が多いんですか?」

ホストの方:
「WWOOFERには2種類いて、
1つは意欲が非常に高くやりたい事が沢山ある人。これは若い人に多いな。
2つ目は、人生を一度立ち止まって考えたい人。これは30代前後が多い。」

私:「ティハールには後者の方が多い印象を受けるのですが、どうしてですか?」

ホストの方:
「元々自分達が、第一段階(東京での暮らし)を経てここに来てやってきたからかな。
そういう所で、(都会から田舎に来る人に対して)共感できたり話が分かったりするから、向こうも安心できるのかもね。」

なるほどと思いました。
さらにたった4日間だけですが、ここには日本では稀に見る多様性を受け入れる力があり「こうでなければならない」という縛りも感じられません

本物の家族のような、人によってはきっとそれ以上の安心できる空間です。

南伊豆の豊かな自然と、
この特別な空気感によって他者との比較や理想と現実の不一致で傷ついた人の心を癒し「また頑張ってみようかな」と思える場所となっているのです。

資本主義や貨幣経済の世の中で、
見えないルールがある日本で、
線をはみ出し生きることはまだまだ難しいです。

しかしそんなものは無かったかのように感じさせられるこの場所に、人が集まることは必然とも思えます。

そして個人的には、「こういった場所を求める方は沢山いるのでは?」と感じています。

もしそうだったら、是非この場所を訪れてみてください。
(時間がある方は、ウーファーとして行けばもっと面白い体験ができると思います!)

◎さて、次はどこに行こう…!!


今回の出会いでまさに「人と人とのつながり」が、多くの人が抱えるような悩みを、解決していくヒントを貰うことができました。

自分の理想とする社会に近づくための、次の一歩はどこで踏み出そうかなともうすでにワクワクしています☺️✨

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