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孤独と共感

ひとりでいること みんなとすること
孤独と共感のバランス練習帳
著者 松浦弥太郎
PHP研究所

 外向的な人か内向的な人かと言われれば、自分は内向的なタイプだと思う。大人数で過ごすのは苦手で参加した後は疲れて、休む時間が必要だ。会食は2人のほうが話しやすいし、過ごす時間は心地良く、自分らしくいられる気がする。その後の気分もよい。ひとりで過ごす時間も大好きだ。自分の休日はひとりで山登りをしたり、本を読んだり、カフェや本屋にいる時間が好きだ。しかし、ひとりで過ごすのが好きな自分でも、ふと「寂しい」との気持ちが押し寄せてくる時がある。そんなときはなかなか「寂しさ」から逃れることはできずに、友人に会ったりもするが解消されることはなかった。そんな「寂しさ」=「孤独」のテーマで書かれた、松浦弥太郎さんの本と出会うことができた。

 私がこの本を読んで
・幸せとは人と深くつながること。
・孤独を受け入れることは、大人になること。
・人に与え、人と繋がる人生を
この3つの文章が特に響いてきた。

・幸せとは人と深く繋がること。
 幸せはモノや地位では満たされないと思う。自分の経験からいうと、社会人になり、労働による報酬を受けて、欲しい車や時計、服を購入するが満たされた感じはすぐになくなってしまう。結果を求めて、いい成績や資格をとっても同じようだ。もっともっとと欲がでて、上を見てしまう。幸せには順番があると尊敬する先生が言っていた。下から、体と心の健康、人との繋がり、達成や得たときの喜び、との順番とのこと。その順番と積み上げ方を間違えると簡単にくずれてしまうと、、。人との繋がりは育てていくとも書かれている。自分は「人との繋がり」を葡萄の苗を育てていくような感じと思った。

・孤独を受け入れることは、大人になること。
 ひとりだからこそ、人と出会えて関係を築くことができると。寂しさがあるから、人と関わって、自分を知ってほしい、相手を知りたいと思うのだろう。どれだけ周りに沢山の人がいてコミュニケーションをとっていても、基本は「あなた」と「わたし」のやり取りであることを知った。孤独って素敵だな。

・人に与え、人と繋がる人生を
 これに関しては、今後自分の指針にしていきたいと思う。自分にはいま何ができるのだろうか、、
挨拶や関わり、家事の手伝いや友人の相談に乗るなど、、承認を得ることを目的にしないで出来る小さなことから積み上げていきたいと思う。

 人は皆、孤独である。共感には心を動かす感動が必要。
「寂しさ」が近づいてきた時には、逃げずに向き合って過ごす時間はなかなか心地よい。

内容も文脈もバラバラで、頭に浮かんだことを気持ち良く書かせてもらいました。
今日は7月10日、日曜日。快晴。11時。
本屋でもみて、カフェにいこうかな。

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