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不安と孤独

「愛さなくてはいけない ふたつのこと」
著者 松浦弥太郎  PHP研究所

 初夏を感じるこのごろ、家業や仕事、地域活動など、多忙なために自分の本心がわからないと感じるときがある。そんな時にこの本に出会った。「センス入門」を初めて読んで「松浦弥太郎」さんを知って他の作品も読んでみたくなった。 
 本を読んで気づいたことは
・人間の行動の源は「不安」と「孤独」の2つ。
・「不安」と「孤独」への対応は、いま目の前で起きていること、感情に向き合って逃げずに対象すること。
・人と深く繋がるためには自分の意志、価値観をわかってもらえるように心を打ち明けること。
・大人になれとは、人は「孤独」であると受け入れること。
・1番良くないことは、現状のまま行動しないこと。
などが本を読んで気になった。
 最近の自分へ「不安」と「孤独」を感じることがよくある。仕事や結婚、周りと自分を比べてしまい、先の将来のことを考えすぎて不安で考え込んでしまったり、寂しさから友人や恋人と一緒にいたいと思うことがあった。不安とは先の将来のことを考え過ぎて、今目の前のことから逃げていること。対処するためには、目の前のことに全力で向き合っていくこと。その継続が未来。
動物と人間の違いは「孤独」であること。
一緒にいても近くにいても、仲が良くても悪くても関係なく、人は皆平等で「孤独」でいつかは死ぬ。人は皆「孤独」だと理解した時に初めて、本心でコミュニケーションがとれて、繋がりが深く得られるのではないか?と思った。
これからも「不安」と「孤独」に向き合って生きていく。

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