【官能小説】 Cerberus 第7話 『邂逅』
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ホテルを後にした2人は駅で別れ、
自宅の最寄駅から帰路に着く香澄を
再び金木犀の香りを纏った涼やかな風が包む。
香澄は自宅までの道のりを歩きながら
今日の出来事を思い出していた。
つい先程まで一ノ瀬の手で性玩具のように扱われ
盛りのついたメス犬のように快楽を貪っていた
自身のあさましい姿を思い返すと、
今更ながら恥ずかしさが湧き上がってくると共に
再びあの快楽が欲しくなってしまう。
(ダメダメ!
思い出しただけでまた濡れてきちゃう…
それに私