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働きながら税理士試験〜 受験歴①

税理士になろうと思い会計事務所に就職したのは、24歳の時でした。大学で簿記が必修だったため、簿記の基礎知識は大学の講義で得ており、その流れで大学2年生の時に簿記2級を取得していました。ですが、会計事務所に就職した時には、簿記2級を取得してから4年は経っていたため、ほとんどの知識を忘れていました。
そんな会計事務所に就職したのが11月で、12月からのTACの速習コースに申し込み、11月は無料でついていた簿記の基礎学習の動画を見ていたと思います。
そんな状態から始めた税理士試験ですが、合格まで6年かかりました。今回は、そんな税理士試験の受験歴を振り返りたいと思います。私の受験経験談が、これから受験しようとする誰かの役に立ったら嬉しいです。

◆6年の受験歴

私の6年間の受験歴は以下のとおりです。
H29 簿記論○
H30 財表× 相続メインで勉強したけど受験せず×
R1 財表○ 法人×
R2 大学院のため未受験
R3 大学院のため未受験
R4 法人○

税理士を目指してかかった時間は6年間でしたが、実際に受験したのは4回で、うち2年間は大学院の勉強に集中しようと思い受験はしませんでした。
税理士試験を始めた当初は、3年ぐらいですぐ終わるだろうと思っていましたが、6年もかかってしまいました。
この6年間を通じて様々な後悔があるので、これから受験する人は、ぜひ参考にしてください。。。

◆H29(1年目)


会計事務所に就職したのがH28年の11月でした。就職してすぐに、TACの12月からの速習コースに申し込みに行きました。
税理士試験について何も知らず、特に調べもせずに行ったので、TACで「最初は簿財からです。」と勧められたとおりに、簿財に申し込みました。家では勉強しないと思ったので、TACのDVDブースで見るコースに申し込みました。
始めた当初はちゃんと講義を簿記論も財表も見ていましたが、根っからのサボり癖により、だんだんとTACに行かなくなり、気がついたら半分ぐらいしか見ないまま4月になっていたと思います。はじめての確定申告などで心に余裕がなかったのかもしれません(言い訳)。
なので、直前期が始まった4月の中頃ぐらいに、もう2科目は無理だと悟り、簿記論だけに絞ることにしました。(まずこれが最初の後悔です。ちゃんと最初に考えてから申し込まないとお金を無駄にしますよっ!あ、でも、ここで科目を絞ったのは良かったと思います。)
簿記論だけに絞ろうと、またやる気が出てきたのも束の間、5月になり初めての繁忙期を経験します(私のいた会計事務所は5月が一番の繁忙期でした)。担当も少なく、その後に比べると残業も最初の年はそんなに多くなかった思いますが、またもや勉強が出来ず、気がついたら6月でした。
さすがに6月から勉強し始めましたが、6月の全国模試の判定はD判定だったと記憶しています。その時に本当にやばいと気がついて、そっからは真面目に勉強しました。
直前の段階で、答練の初見で7割ぐらい解ける状態までは持っていけましたが、最後の方は毎日半泣きで勉強してたのを覚えています。
こんな状態でしたが、無事に簿記論を合格することができました。
自己採点ではボーダーライン+2点ぐらいだったと思います。
この合格が次の年の不合格に繋がるのですが。。。



なんだか自分のダメさを晒してるだけのような気がしてきました。。。とりあえず今回はここまでにします。続きます!

お読みいただき、ありがとうございます♪😊







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