転職活動で印象的だったこと

約1年間の転職活動の末に、転職先が決まりました。その企業が決まるまでに、いろんな企業に行きました。企業の採用担当者にも会いました。多種多様な業界にエントリーしたのかな、とは思いますが割と偏っている可能性はありますね。

その中で、私が印象的だったことについてまとめます。ここで話す内容で企業が特定されないよう、具体的なことには触れないようにします。ご了承ください。


1社目

これは最初のほうに受けた企業の話です。最初の試験は適性検査でした。内容は、SPIに似ているなという印象です。でも、パソコンを使わずに、紙で回答するものでした。企業に出向いて受けてきました。

実際に解いて思ったのは、こんな細かい作業はコンピューターに任せたらいいのに、というものです。計算問題は電卓を使えばすぐに答えの出る足し算引き算でした。しかも、選択式の検査で、「該当選択肢なし」という選択肢がありました。概算するという方法も使えないのです。

あとは、空欄を埋めなさいという問題が出た時に、言葉を書く検査もありました。漢字が分からなかったのでひらがなで解答しました。漢字で答えなさいとは書かれていなかったのですが、漢字で書くことを想定されていたことでしょうね。

この適性検査では、企業に必要な素質が無いと判断されてお見送りになりました。私としてはかなり非効率な作業を求める企業と判断して、それはお断りだなと思いました。

2社目

これは転職における面接がある程度慣れてきたころの話です。この時は対面で、企業に出向いて行いました。企業の所在地に向かいました。場所がですね、タワービルの上層階でした。

実際に高い場所に行くこと自体は問題ないのですが、ここで働くことになると思うと気持ちがソワソワして落ち着かないなと感じました。面接も少し落ち着きがなかったことだろうと思います。

面接中、外の景色が見えます。周りが空で同じような高さのビルが見えるくらいです。こんな高い場所に毎日出勤することになると思うと、落ち着けないです。話を聞いていたら、定期的に外での勤務はあるようですが、移動が大変そうだなと思いました。

この企業は他者との比較の末に、お見送りになりました。個人的には勤務地が(地表から)高すぎるという理由で辞退するつもりでしたので都合が良かったなと思います。

3社目

これも対面での面接です。受付の人に案内された部屋に入った時に、ビデオカメラがあることに気づきました。

面接前の説明をいくつかされました。その時に、面接の様子を録画させてもらいます、と言われました。面接官に対するフィードバックをするためのものらしく、私の姿が映らないようにするとのことでした。

それもあって、面接の受け答えがぎこちなくなっているな、と思いました。その時のベストを尽くすまでですから、関係はないかなって思いますけどね…

面接の結果は、すぐ辞めてしまいそうという理由でお見送りになりました。まあ、その仕事は続かなかっただろうな、と思います。

まとめ

転職活動において、いろんな企業を見て回ることができたと思います。その中で、実際に企業の人たちと会ったり仕事をする場所に訪れたりして見てみないと分からないこともあります。今回紹介した企業や仕事、実際に見て感じたのは、私には合わないな、ということでした。

転職活動にはリスクがないという話を聞いたことがあります。転職活動がかなりしんどいところもありますけどね。転職活動で自分に合わない仕事が分かるだけでも、いい成果がでてると思いました。仮に次の転職活動をするとき(ないことを願いたいですが)、その職種を避ければいいだけです。

おまけ

教員採用試験の面接で意味が分からなかった質問について、少し話します。

子ども達が好ましくないふるまいをした時に、教師として正しいとされる方向に育つような指導をすることが求められます。廊下は歩きましょう、相手の気持ちを考えて行動しましょう、という類いのものです。

そのことについての質問がきました。具体的な場面を伝えられて、この時どうしますか、という質問がいくつかされました。私としては、規則に則って生活することを教えなさい、と捉えました。それに沿った指導について話しました。

私が思ったのは、わざわざ指導しなくてよくない、ほっといてよくないか、という内容ばかりだったということです。周りの人に迷惑をかけるようなことでもないので、指導する必要あるの、って思いました。

捉え方を間違えた可能性はあるなって思いますけどね…

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