質問力その1
予備校に通い始め、自分の中で先生に質問する基準をもうけました。
寂しさを紛らわせるために質問に行ってしまうことを防ぐためです。
基準は2つです。
①基礎事項が理解できないとき
②どこの知識が欠けているか分からないとき
①については、基礎事項であれば、割りきって覚えなければならない部分や、そもそもの理解を間違えている部分があります。
そこは早急に、講師の先生に正しい情報を貰った方が効率が良いと考えました。
②については、講師への質問の一番のメリットとして、自分が抜けている知識を、最短距離で教えて貰えるということがあります。
しかし、偏差値65を越えた、基礎事項が大体網羅できた時期には、こういった「最短距離の解説」が学力の伸びを妨げることにもなってしまいます。
前にも書きましたが、自分が持っている知識を使えないか「粘る」作業が、この時期の学力をつけることにつながるのです。
したがって、先生への質問の量は、成績が伸びるにつれて減っていきました。
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