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FLI HIGH!若鷹軍団!!

今、僕は、配信等で福岡ソフトバンクホークスの話をしたり、バスケの話をちょこちょこしているが、幼少の頃は運動全般が嫌いで、スポーツに対する興味関心も薄く、野球についてはWBCや五輪を見る見ないどころか、普段のペナントレースも見ないくらいであった。スポーツ漫画は好きだけど、題材になる競技も見たりやったりということはなかった。そんな僕がホークスファンになったきっかけをここに記していこうと思う。僕がホークスファンになったきっかけは、2017年度のシーズン以降である。ホークスが、日本シリーズという、ペナントレースを締めくくる大きな試合で、勝利した。その要因に、三人の選手の存在が大きいという話を聞いた。その名を「育成3トリオ」といい。投手の千賀滉大氏 捕手の甲斐拓也氏 野手の牧原大成氏 の三人のことである。その中で、僕の興味を引いたのは甲斐拓也氏である。彼は2009年の甲子園の大分県予選で敗れ、甲子園の出場を果たせず夏を終えた。そこから、紆余曲折を経てドラフト6位でホークスへと入団を果たした。彼は母子家庭で母と暮らしてた。経済的にも楽な状況ではなかったらしい、色々とプロに入ってからは苦戦することも多かった。ボールを受けた投手からの陰口を耳にしたこともあったと本人は言っていた。それでも彼は果敢に挑み続けて2016年度から起用される頻度も増えてきた。その翌年の2017年から彼は一軍のスタメンに定着し、インサイドワークはもちろん、彼の代名詞とも言える「甲斐キャノン」という、二塁に、到達したランナーをアウトに取る好返球でアウトにするパフォーマンスで他を寄せ付けず圧倒していた。野球をあまり知らず、何も考えず、こだわらずに見てきた僕からしたらすごく異端な景色であった。こんなことってあるのかと、凄まじい衝撃を受けた。そこから僕のホークスファンとしての日々が始まったと思う。彼の謙虚な人柄もまた魅力である。自分のサインじゃなく投手のボールが良かったから勝てたのだと言ったり、負けたら僕のサインのミスであると言ったり。なんて懐の持ち主なんだとまた彼から衝撃を受けた。彼を通していろんなことが足りてない事を僕は自覚させられた。それは今もなおである。そんな、彼を応援できていることが今おかしいなって思っている。ホークス族を通じて僕の思考はほんの少しずつ変化していったりしている事を感じたりもした、これからもまた応援していこうと思う。そしてそんな彼らを見て日々いろんな事をしていこうと思う。

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