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【恋愛の何が面白いの?#1〜恋の駆け引き〜】プロファイリング#2

はじめに

 この話をする前にまずは筆者の恋愛経験を言わなければ説得力がでないだろう。正直言って、ほとんどない…片思いが何度かと交際経験が1度というくらいだ。しかも、交際経験というのは学生時代のモジモジしたような感じのものだ。そんな孤独民族(恋愛経験が少ない人)である私が、恋愛民族(恋愛が好きな人)は恋愛のどのような部分に面白さを感じているのかについて語る。妄想純度は90%ぐらいなので、ほぼ妄想なのだが、それでも良ければ見ていってほしい。

話の切り口

 少ない体験と恋愛系のコンテンツを見た経験から、恋愛の面白さを5つに分類した。それは、駆け引き募る思いの成就関係のインフレ人肌が恋しい自分の感情のメタ認知というものである。実際はもうひとつ自己を肯定してくれる瞬間というのがある気がしたが、恋愛に限った話ではないので今回は除外する。また、話が長くなったので今回は駆け引きについてのみ語る。

駆け引き

 恋愛においての駆け引きは主に2つある。それは、気持ちの駆け引きと関係の駆け引きである。気持ちの駆け引きとは、自分の好きという気持ちや魅力を相手にどう上手くほのめかすか、または、相手の気持ちをいかにして引き出すかという駆け引きである。一方で、関係の駆け引きとは、現在の関係性からどこまで深く踏み込んでも大丈夫なのかという駆け引きである。
 これらの駆け引きの醍醐味は境界線のギリギリを攻めるスリリングさにある。
 例えば、気持ちの駆け引きというのは、相手の気持ちは知りたい、または、自分を好きになってほしいという欲求から起こる。しかし、露骨に行動すると、好意がバレたり、嫌われたりする危険性がある。なので、自分の欲求を満たしつつ、リスクをどこまで取るかというチキンレースをやることになる。
 これがかなり面白いのだ!自分の気持ちなんて恥ずかしいから絶対にバレたくない!でも、相手が自分のことをどう思っているのかどうしても知りたい。でも、直接聞いたら自分が好きなのが相手にわかってしまう。あー!どうすればいいんだー!っといった感じで考えを巡らせ、なんとか聞こうと上手く工夫するのだ。
 一方で、関係の駆け引きというのは、もっと親密になりたいが、相手はどこまで許容してくれるのか分からないというこれまたチキンレースである。しかし、気持ちの駆け引きとは違い、これは最終チキンレースなのである。気持ちの駆け引きの場合は失敗してもなんとか誤魔化すことができる。しかし、関係の駆け引きはほぼ告白みたいなものなので、受け入れてくれるか拒否されるかの天国と地獄である。好きな人がいて、まだその相手と友達関係だという人は、試しにその人の手を握ってみれば良い。いやいや、そんなの余裕ですという人はキスをすれば良い。必ず、天国か地獄の答えが返ってくるだろう。余談だが、筆者はチキンなのでそんなことをする勇気はない。しかし、かなりスリリングなので一度はやってみて地獄に落ちてみようと思う。

最後に

 今回の記事を読んで、そんなじれったい駆け引きなんかせずに思い切ってアピールすれば良いのではないか?と思った人もいるだろう。それは間違いない、その通りだ。しかし、駆け引きをしたがる人はどういう人なのか考えてみてほしい。おそらく、本心を晒すのが苦手だったり、恥ずかしかったりする人なのだろう。または、そういう恋愛バトルが好きなのかもしれない。このように、駆け引きをする人の人物像が見えてくるまで妄想することが実は、今回の記事の真の目的だったりする。

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