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【どうする初雇用】そもそも社労士ってなに

こんにちは、12/1名古屋で社労士開業予定の
もちづきです🌸

突然ですが、私の好きな経営者「宮本佳実さん」の新刊が発売されました。

昨日宮本さんのインスタライブを見ていたら、12/2に名古屋駅の書店でサイン会をするらしく!
行きたいと思っています!
多分抽選なのでまずは当選しないといけないの
ですが…
当たらなくてもチラッと本屋は覗いてみようと
思ってます!


さて、今日は

【どうする初雇用】そもそも社労士ってなに

について投稿します。

最近、初めて人を雇用する経営者の方向けに記事を書いています。

書いていて、

「そもそも社労士って…知られていないかも…?」

と思い、改めて「社労士ってなに」というテーマで書いてみようと思います。


✅社労士=労務管理の総合病院

社労士、正式名称を

「社会保険労務士(しゃかいほけんろうむし)」

といいます。
ちょっと長いので、社労士(しゃろうし)と
縮めて呼ばれることが多いです。
この記事の中でも、「社労士」と呼びますね。

さて、社労士ってなんでしょうか。

私は、

「労務管理の総合病院」

だと思っています。

病院には、内科、外科、小児科、耳鼻咽喉科、
整形外科など色々ありますよね。
町の病院は内科ならココ、外科ならココ、
整形外科ならココ、と医師の専門分野ごとに 
病院が開設されています。

反対に、大学病院や市民病院などの
いわゆる総合病院はどうでしょうか。

とても大きくて、その中に内科、外科、整形外科など、多くの科がありますよね。
社労士は、この総合病院のイメージです。

簡単な例で説明します。
人を雇う時に考えることは沢山ありますが、
その中から4つピックアップしました。

・社会保険
・雇用保険
・所得税
・労働時間

求人票に書いてある文字なので、馴染みが 
ありますよね。
これ、実は全部役所の管轄が違います。
この4つのことを質問したいと思ったら、以下の
役所にそれぞれ確認しなければなりません。

・社会保険
→協会けんぽ(各けんぽ組合)、日本年金機構

・雇用保険
→ハローワーク、労働基準監督署

・所得税
→税務署

・労働時間
→ハローワークor労働基準監督署


聞く回数多すぎ…

とても大変ですよね…
一体何回電話すればいいのかって…

ご存じのとおり役所は電話の保留時間が長い
ですし、やっと繋がったと思ったら

「あ~それうちの管轄じゃないので、○○に問い合わせしてください」

なんてことが沢山あります。

結構待ったのに別のところに電話しろって…!
この時間何だった…!?

これを解決できるのが、社労士です。 

社労士は、社会保険や雇用保険など、
労働に関する知識を持っています。
つまり、各役所が専門としている法律を全て網羅しているのが社労士です。

ハローワークへ聞いて、
次は労働基準監督署へ聞いて、
次は日本年金機構へ聞いて…

とやっていたのが、

社労士1人に聞いて解決できる

ということです。

1回しか聞かなくていいの、とても楽ですよね。

病院の例に戻ると、役所は町の各病院のイメージです。
腹痛だからと内科に行ったら「外科を受診して」と言われ、外科に行ったら「精神的なものかもしれないから精神科を受診して」と言われ、また精神科へ行って…というイメージです。

忙しいと、病院を探して別日に予約して…と繰り返すのが大変な時もありますよね。

社労士は総合病院なので、1つの病院内で色々な科の診察が受けれるイメージです。
社労士だけで、人を雇用する準備~雇用した後のことまで、一貫したサポートが受けられます。

そう、忙しい時は社労士に聞いて1回で済ませてしまうのが一番ラク!なんです。


ちなみに私は税理士事務所で勤務していた時、
お客様から社会保険や雇用保険のことを聞かれ、代わりに役所に電話して聞くことをして
いました。
当時はそんな知識を持っていませんでしたし、 調べても不安でよくわからない時は役所に電話
していました。

今回書いたように、「この質問内容はこの役所に聞かないといけない」というのも分かっていなかったので、役所に電話しては

「ここじゃないです。○○に電話してください」

と言われ、また別の役所に電話する…ということを何回もしていました。

その度に、

「税のことなら税務署に聞けばいいのに! 
労務って複雑すぎるな!」

と頭を抱えていました。

今思えばお客様に
「顧問社労士に聞くといいですよ!」
と言えば良かったと思っています。

絶対私が調べるより、短時間かつ一発で解決していただろうと思います。

税理士と社労士は何が違って、「この疑問はどっちに聞けばいいの?」と悩む方も多く見てきたので、

「社労士ってこんなことしてます!
それ社労士に聞いて大丈夫ですよ!」

と、発信するのも大事だなあ…と過去を思い出しながら感じました。

以上、改めて社労士ってなに、というテーマでお送りしました!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました🌸










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