有給取れない問題の原因
こんにちは、名古屋の労務楽々アシストマスターもちづきです🌸
本日、社会保険労務士証票を受け取りました!
これで電子申請とか諸々の登録ができるようになります。
なかなか届かなかったので、安心しました~
登録手続きから一ヶ月くらいかかるものなのですね。
さて、本日は
有給取れない問題の原因
について投稿します。
今朝、ふたつ社会保障制度調査事務所様のこちらの記事を読みました。
▼有給は上司に相談して円満取得が一番良いけれどそれが叶わないから困ってる
有給を取るために一番大切で大変なことは、「有給を取ると決意する」こと、という内容です。
記事を読んで、自分も従業員だったしこの気持ちはとても分かる…!
でも会社の「沢山有給取ってほしくない」という気持ちも正直聞いていたので、会社側だって思うことあるよね…と何とも言えない気持ちになりました。
有給、従業員が関心を持つ福利厚生の中でも、トップクラスに位置しています。
そして、会社と従業員のトラブルも有給に関することが多いです。
私も今まで、有給に関する質問を沢山受けてきました。
会社側も有給管理について、以前よりもとても慎重になっていると感じます。
個人的に、会社と従業員で有給に関するトラブルが起きる原因は、
お互い知らないことが多いから
だと思います。
どういうことかというと、
などなど、
・有給制度を知らないため、ネット記事や都市伝説的にまことしやかにささやかれる話を信じてしまう
・適正な人員配置を把握していないため、「有給取られたら多分現場が回らない」という憶測で考えてしまう
こういうことが起きていると思います。
例えば有給制度についてです。
有給は労働者であり、有給が付与される要件を満たせば誰でも取得できます。
ココを、「正社員だけしか有給は発生しない」と勘違いしているケースが多く見られます。
たとえ週に1回のアルバイトでも、有給は発生します。
特に最近の求職者は、以前よりも労働法について学んでから入社してくる方が多いです。
YouTube動画やインスタ、Tiktokなど、いつでもどこでも気軽に労働法について学べる時代です。
会社側がアルバイトにも有給が発生するのを知らずに、アルバイトから有給申請された際「バイトなんだから有給は無いよ!」と答えてしまうと、トラブルの火種になってしまいます。
会社、従業員、お互い有給について原理原則を理解することが大切です。
もう一つ、「有給取られたら多分現場が回らないから」という理由ですが、こちらも勤怠管理をできていないため、本当の現場の状況を把握できていことが考えられます。
勤怠管理をしていれば、誰がどこのくらい働いているのか、いつが忙しいから残業が多く発生しているのか、データを取ることができます。
まずは正しいデータを取らないと、それに対する対処策も取れません。
予測できる忙しさに対して投入すべき労働力を知ることは、従業員が有給を取得しても現場が回る環境作りに必要です。
有給休暇、会社トップによって考え方も違いますし、取りにくい取りやすい雰囲気はありますよね。
ですが、まずは制度をきちんと理解すること。
そして、会社の現状も把握すること。
「知ること」が有給を取得できる環境を作る第一歩です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました🌸
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