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12.ももクロの話

ももクロ、めっちゃ好きなんですよね。
モモノフ歴は8年くらい。アルバムの3・4が同時に発売されて、そのときに購入したのが初ももクロ作品だったんだけど、そこからハマりまして。

今日はそんなももクロのことをつらつらと書き綴っていきます。

出会い

ももクロを知ったのが何年かは覚えてないけど、多分あかりんが卒業した直後くらいだったと思います。

当時の職場に先輩に「痩せたらももクロのピンクみたいに可愛いのに」と言われ、ももクロ?と検索したのがきっかけ。

ちなみに、そこで出た画像が下。

ピンク担当、あーりんこと佐々木彩夏。
いやいやいやいやいやいや……以下略。

こんな可愛い子に似てるとか、なんておこがましい!
てか、「痩せたら似てる」とか全然褒めてないし!

もともと背は高い方だったところに、小学4年生で学童に行かなくなり買い食いをし始め、成長期も相まってすくすく横に成長し、以来「痩せている」時期を経験したことはありませんが、「目鼻立ちは整ってるから痩せたらキレイになりますよ」は20代のころからよく言われておりました。ただ、痩せたら、というのが難しい……。でもそっかーもし痩せたら私もあーりんみたいに可愛い(かもしれない)のかー……なんて妄想しながら、特にももクロを意識しない数年。

と思っていたら、ピンクのあーりん、何年かしてちょっとぽっちゃりした次期がありました。
その時期をリアルで見ていたある画像で……

……あ、これ、私に似てる……(笑)。ここで何となくあーりんに親近感を抱きました。

その後のあーりんは見事に痩せられ、お美しく成長し、対して私は……いえいえ、やめておきましょう。ももクロ話には関係のないこと。

他のアイドルと一線を画すアイドル

アイドルといえば、当時はAKB系とかモー娘。とかが目立っていたけど、ももクロと明らかに違ったこと。そう、彼女たちは卒業するのです。
卒業してメンバーが増えて、グループ名は変わらなくてももはや誰が誰だわからないグループ。

一方、ももクロはメンバーの卒業や脱退はあっても、新メンバーがはいることはありませんでした。
そうするとね、ちょっと期間が空いて見かけたときに、「なんかめっちゃ可愛くなってる、大人になってる、歌も上手くなってる」と親戚のおばちゃん目線になってたんですよ。

娘と一緒にモノノフ化

そんな折に発売された3・4アルバム。
ライブに行きたかったけどその勇気がなくて、でも曲はすごく気に入って。それまでのシングルやアルバムを聴き漁り、YouTubeでライブ映像を観まくり、過去のライブの円盤を買い漁り。

その年に産まれた娘といつか一緒にライブに行きたいと夢想し、曲を聴かせ、子供向け番組のグーチョキパーティーを見せ、いつの間にか「ぜーっと!」と可愛くポーズをしてくれるようになりました。

初めて行ったライブは2019年のももいろクリスマス。
ももクロのライブはファミリー席があり、子連れでも参加しやすいのが特徴。周りはみんな子連れだし、着席オンリーだし(周りの迷惑にならない範囲で子供の立席はOK)、爆音に備えてイヤーマフも貸してくれる。ぐずった時用に外にキッズスペースがあってしかもライブモニター付き。しかも可愛い人形も置いてあり、帰りに買わされましたとも(笑)。

親戚のお姉さんの延長な存在みたいに感じてて、CMやバラエティでメンバーが出てると、ちゃんと認識してかなこちゃん!とか教えてくれたりもします。

ももクロが老若男女問わず人気の理由

娘とモノノフで分かる通り、ももクロは家族揃ってファンだったり、親に影響されて若い子がファンになったり、世代を超えて愛されるアイドル。

上に述べた通り、メンバーの入れ替わりがないことで長期的に応援出来るというのもあるでしょうが、1番の理由は、『性』や『疑似恋愛』を売り物にしていないという所にあると思います。

これはももクロに限らず、所属しているスターダストの方針もあると思いますが、ももクロは水着などの露出仕事を一切やってこなかった。
PVやライブで水着っぽい衣装を着ることはあっても、どこか子供っぽいというか、性的なアピールは一切なし。

去年最年長の高切れにちゃんが水着の写真集出してたし、けっこうきわどいカットもあったけど、あれはどちらかというと本人がどうしても出したい!と希望して叶った1冊(実は隠れ美スタイルなれにちゃん、どうしても20代のうちに露出系の写真集を出したかったらしい)。出したきゃ出すし出さなきゃ出さない、今更そんなんで人気取りに躍起になるグループではないので、本当に出したかったんだなあーというのが感想。
もちろん買った。綺麗でした。

まあそういう、性的なアピールがないアイドルというのはね、子供と一緒に応援しやすいし、同じ女性としても、大っぴらにファンですと言いやすいんですよね。

アイドルの結婚

アイドルって基本的に疑似恋愛を売りにしてて、当然リアルでの恋愛は禁止というのが多いと思うけど、ももクロはそういう縛りは一切なし。
それでも恋愛系のスキャンダルが一切なかったのは、メンバーがももクロというグループに、アイドル活動に、ファンの存在に、同じメンバに対し、リスペクトし合って満足し合っているからだと思うのね。

AKBとかみたいにメンバーが多すぎたり、投票とかで優劣つけられたら、メンバー間の空気は悪くなるし、妬みや嫉妬でとんでもない事件も起きている。それでもやっぱり認知度のないメンバーは人気が欲しくて、人気を上げるためにやらないといけないことって限られるんだよね。
そういう子達のアイドルとしての寿命は短い。
疑似恋愛で売ってきたアイドルは、数年経てば忘れ去られる。

ももクロが15年も活動してこれたのは、若さや性的なものじゃなくて、メンバー通しの素のやり取りだったり、歌やライブのクオリティだったり、そういう、長い年月かけて応援したい部分を大事にしてきた結果だと思うのよ。

ということで、大人になった彼女たちは結婚を意識し始める。

2022年くらいかな?テレビで特集が組まれたのはもっと前だったかも。
メンバーがももクロというグループやメンバーに対して思うことを素のままに話すドキュメンタリーがあって、その中に結婚について話す場面もあった。当時、女性アイドルが現役活動をしながら結婚するなんて前例がなかったけど、ももクロのように同じメンバーが10年以上活動をしていく中で初めて現実としてあり得る話、として取り上げられたんだと思う。

それを観て、そうか、そういう展開もあるのか、と心の準備をしていた矢先の、高切れにの結婚。

まさか本当に現実になるとは。驚いたけど、その驚愕を整理すれば、あとは祝福しかなかった。相手が自分の知らない野球選手ということもあったからかな。
そんで、わずか1年で離婚。
なんでやねん!という気持ちが正直なところだけど……その後の年末の年越しライブで離婚をイジられていたのは、離婚話をタブーにしなかったのは、ももクロというグループらしいなぁ、と思ったのです。

そして記憶に新しい百田夏菜子と堂本剛の結婚。
こちらに関しては、れにちゃんのときの衝撃とは比べ物にならなかった。
堂本剛……彼がももクロに楽曲提供した『桃色空(ピンクゾラ)』は名曲です。私も大好き。
でも、剛とかなこちゃんは正直ピンと来なかった。
まあでも……これも数日経ったら受け入れられた。かなこちゃんが彼を選んだんなら、まあいいか。
本音を言うとね、かなこちゃんは高校の同級生とかそういう感じの人とくっつくかな、と。更に言うなら、ライブのバンドマスターのへいへいと仲がいいなーとか、そういう妄想をしていたのですけどね。

……………堂本剛かぁー…………………。

今後のももクロに期待

ということで、現状のももクロ、バツイチのれにちゃん、人妻のかなこちゃん、独身のしおりんとあーりんという感じです。
次は誰が嫁ぐのかな。
結婚しても出産しても、ずっとももクロを続けたい、というのが現実になりつつあり、さて、こっちも彼女たちが続ける限り応援し続ける覚悟をしないとね、と思う今日この頃なのでした。

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