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親父に教わった100の考え方その10 親が子ともに謝る凄さ

中学2年生のころ、友達4人であまりにも暇すぎて会話もなく部屋で過ごしていると、ある一人の友人んが正月にやったドンジャラ(麻雀ゲームの子供版)やれへんか?という事になり、その友人が自分の家からドンジャラを持ってきた

ルールもわからないままなんとなく遊んでいると

多分うちのお袋が親父に告げ口したらしく

急に私の部屋のドアを開けるなり、机を蹴飛ばし、ドンジャラをばらまいた

そんな血相を変えたような親父を初めて見た驚きと友人がいるのに机を蹴飛ばした親父の行動になんでやと思いながら

親父に「何んでそんなことするんやと」とさすがの私も友達の手前上怒ったのだが

親父が「お前だけちょっとこっちにこいと親父の応接室に呼び出された

すると親父が「あれ、麻雀と違うんか?、違うようやなぁ、すまん」

麻雀すら知らない私は、何のことかさっぱりわからず

親父に「どうゆう事?」と聞くと

親父が「麻雀という大人の博打があるんや、てっきりそれをしてると思った」

私が「そんなん知らんけど、何んでそれをしたらあかんのか教えて」

親父はこう言いました「人生は勝つか負けるかの博打や、だから麻雀、競馬、パチンコはわしはやらん、毎日が博打やから、お前にもそれはわかってほしい」

なんとなく私は「はぁ、わかった」というと

親父が、ちょっと待て「やっぱりちょっと訂正や」と言い出しました

「お父ちゃんんは麻雀せんけど、麻雀は、コミュニケーション図る上ではありカモ知れんなぁ、よし、麻雀に関してはオッケイや、でも、競馬とパチンコはあかんんぞ、それは個人競技やからんぁ、さっきは、悪かった、お前の友達にも謝っておいてくれ」

私からしたら意味不明ではありましたが、

親でも間違ったらすぐに訂正して、こんな小僧に謝ってくれる父が凄いなぁと思いながら、又麻雀ていう大人のゲームをしてもいいいというお墨付きをもらったことへの麻雀に関する探究心がわいた思い出です。

実は、後に、この麻雀というゲームによって、大学の特別奨学金の給付や、大学授業料免除、はたまた会社の売り上げの最大の武器になったことがあります。

最近は、めったに麻雀もしなくなりました。

競馬はしません、パチンコもしません、ゴルフでのちょっとした賭け事はします。コミュニケーションの為に

間違ってると思たら大人でも謝る。

人生は博打、だから仕事以外博打はするな

ある意味の教訓を貰った出来事でした

そのあと、数か月後に、親父の上着の中から、数枚のはずれ馬券を発見しましたが、見て見ぬふりをしたことを思い出します。

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