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親父に教わった100の考え方その12 褒める時は、こっそりひっそり、そしてわかるように

私が小学5年生のころだったと思う

ある夏の日、遊び疲れて家で昼寝をしていると、親父と親父の友達が話している声がして目覚覚めたが、なんとなく寝たふりをしてお店の会話を聞いてみよとおもった

大の字の寝ている姿をみた親父の友人が、「凄い寝方してるぁ」

というと親父が「天下泰平そのものやろ」と言っていた

また、親ばかな親父は「そのうち、わしが出来なかった天下を取るくらいの器量な男になってほしいし、こいつは何かすると思うわ」と言ってくれていた

寝たふりをしながら褒められていることに照れて起きる機会をどないしようかと思っていたことを思い出します。

それから数か月後、うちの親父に質問をした、

「天下泰平」ってどんな意味があるん?

親父は、「天下泰平の意味は、世の中平和でええなぁと意味やけど、お前の名前の中に泰という字があるやろ、でもなお父ちゃんは、お前が天下を平定するくらいの男になったらぁと期待してるんや」

「それとなお前に教えとくは、前に家でお前が昼寝しとった時、実は起きてたやろ、お父ちゃんは知ってたで、寝たふりしてたやろ」

私は、「えー、ずっと寝てたたけどいつの話し」ととぼけて聞き直すと

親父は「まぁええわ、お前に教えたいことは、人の悪いところは本人に正々堂々と言って喧嘩したらええんや、そして褒めることは知らんところで、相手の耳に入るように褒めてあげるこれが、男らしい生き方や」

まだまだ出来てない私ではありますが、なるべく男らしい男になるようこれからも努力して行こうって言う話でした



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