親父に教わった100の考え方その13 お墓参りは今ある自分に感謝すること
何時の事かも覚えていないくらい、うちの家ではお墓詣りと仏様への感謝と報告は慣例の行事でありました。
毎年、お盆、お彼岸の墓掃除はもちろん、毎朝の仏壇へのお供え、また、旅行や、受験、お線香を必ず仏壇に供えてから出発若しくは帰りの無事を感謝しました、
それは、必ず親父が仏様に挨拶したかと聞いてきたからです。
ある日、親父にこう質問しました
「何で必ずお墓参りや、仏壇に挨拶しないといけないの?」
親父はこう言いました
「今、お前は生きてて楽しいか?」
私はもちろんはいと答えました
親父は続けてこう言いました
「そうか、楽しいか? それはよかった、その楽しいのを与えてくれてるのが、ご先祖様や、ご先祖様に感謝せんとあかんな、」
「それが一つの感謝の意味でのお墓参りや、日ごろから毎日お墓参りは出来ない分、家の仏壇に手を合わせるようにしないとな」
「今からお前が生きていく上で楽しい事ばっかりではないし、またしんどい事もあるやろ、感謝の念をご先祖様にちゃんとしてたら助けてくれるわ」
「その感謝の念はほかの人にも一緒やぞ、感謝の気持ちがない人間は幸せになられへん」
「まぁみててみお父ちゃんが言うたことがわかる日が来るから」
社会人になり色々大変なことがあります、
でも何とかクリア出来て生きてます。
私は、ご先祖様に助けられていると思います。
あっそうそう
今の嫁と結婚するまえ嫁の実家に挨拶に行ったときの話があります
嫁の実家のお父さんは非常に厳しい人で、今までも嫁が彼氏を連れて帰った時も、反対され撃沈して帰った男が数名いたそうです
私が初めて挨拶に行ったとき、まずはいつもの家でやるように嫁の実家の仏様にご挨拶させていただきました
それを見た、嫁のご両親がこの人なら大丈夫と思ってくれたらしいです。
ある意味、私のご先祖様と嫁のご先祖様が助けてくれた話かもしれません
皆さん、今がもし楽しい、はたまた反対にしんどいと思うなら、お墓詣りしてみませんか
きっと明日がひらけますよ