好きなモデルのYouTubeを見て感じること

好きなモデルさんのYouTube

私が大学生の時によくテレビに出ていたモデルさんが、数年前からYouTubeをしている。
私はそのモデルのYouTubeをよく見ている。
お綺麗で天真爛漫で自然体で見ていて好きなのだ。お洋服やカバンなどはハイブランドで、とても似合っている。Vlogを見ていても、やはり暮らしぶりはセレブリティだ。
お子さんは、モデルさん似でとてもかわいい。
子どもながらにオシャレなお洋服を着ている。

そのモデルさんはハイブランドでよく買い物をしているし、とても似合っているし、大人向け女性雑誌のモデルとして今も活躍しているから、自分自身も稼いでいるのだろう。

ただ、そのセレブな暮らしをしているお子さんの未来はきっと大変だろうなとついつい思う。
芸能人なんだから、遠い世界の人なのに。

かつての私の生活

かつての私の暮らしも豊かだったと思う。小4までは。
母親も父親も田舎のお金持ちの育ちで、お金に不自由したことなどなかった。
そんな両親の生活水準は高い。
買い物にしても、なんにしても金銭感覚は高水準。
長女の高校受験失敗により、父親は気が狂い、仕事を一切しなくなり、生活がガラリと変わった。
父親の無収入なのに遊びに夢中、母親は変わらず浪費家…
子ども心に「生活費はどこからまかなっているの?」と怖かった。大人になった今も、生活費がどこから出ていたのか闇のなか…答えなんて知りたくはないが。きっとお金の出所はろくなとこではないだろう…。怖い。

何も変わらない姉2人

お金に不自由したことのない両親は、無収入でも、どこからともなくお金を捻出して、好き勝手遊んでいた。
姉2人は「家計がヤバい(危ない)」と知ってはいたものの、やはり、生活水準は変わらずにいる。姉2人は今も、豪快にお金を使う高水準の生活しかできないでいる。
(私はかなりの努力の末、生活水準を落とすことに成功した)
生活水準を上げることは簡単でも、下げることは相当難しい、と思う。

母親になってみて

お坊っちゃまお嬢様育ちの両親と、お嬢様育ちの姉2人を見ていて思う。

私が我が子にできることは“普通の感覚”を身に付けさせることだな、と。
生活水準がセレブでもよいが、子どもには子どもの人生があり、必ずしも子どもが親と同等に稼げられるとは限らない。
自立して稼ぐのは大変であり、それが高収入ならばなおのこと。
親が高収入だからって、子どもも高収入になるとは限らない。
生活水準が高いとその暮らししかできずに、結局困るのは子どもである。両親と姉2人を見ていてそう感じる。
かつて営業をしていた私は、自分の両親のような人を見たこともある。
やはり、生活水準が高い暮らしをしていた人は金銭感覚が豪快であった。

私の夫は良く言えば倹約家、悪く言えばケチである。
夫も“普通が1番幸せである”という人だ。
そのへんが私と合致した。
時々贅沢できるくらいがちょうど良い。

もちろん、“幸せ”とは人それぞれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?