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プロローグ2「ある日から障がい者」に代わった私の体験

ある日、突然「障がい者」になってしまった私の失敗談についてお話していきたいと思います。

プロローグにも書いた通り、私は幼少期から癇癪(かんしゃく)が酷く、周囲からは手のかかる子、問題児と言われて育ってきました。
それがとても悔しく、とても苦しく、大人になるまでずっとずっと一人で戦い抜いてきていました。

小学⇒中学⇒高校と年齢を重ねていく中、特に思春期の時期には極めて不安定にもなり…。でも少しずつ、一歩ずつ周囲に追いついていくんだ。という思いをもっていました。

そんな努力ってやっぱり報われていくもので、大人になって行くにつれて落ち着いていき、ようやく企業の中でも働くことができ、幸いにも幼少時の頃からのあこがれていた電車車掌の職業に就くこともできていました。

ただ、自分の根っこを知ることはできてなく、障がい特性を理解できぬまま働いていたため、自分のコントロールがとてもヘタな人生だったと思っています。だから対人関係ではいつもうまくいかずへこんでばかり。

そして30歳の冬。東日本大震災をきっかけに世間がパニックを起こしている現状に自分自身が巻き込まれてしまい精神不調を発症。

ここからがすべての始まりでした。
うつ病として当時働いていたコールセンターを休職。通院を重ねていく中で発達障がいが分かったのは2年後。
当時の生きづらさや幼少時の癇癪の原因、そういったものの原因がわかりなんだかとてつもないショックと高揚感に包まれたことを覚えています。

「これですべてが終わるんだ」と
「原因が分かったから楽になれるんだ」と

まさか…。
これが本当の闘いの始まりになるとは思いもしませんでした。

続きはまたそのうち、いろんな記事の合間に執筆していきたいと思います。


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