趣味が「保険」だった私が保険を見直しした話
この記事では、 保険の見直し方法についてお伝えします。 私は趣味が保険でしたので、 それはもう沢山の保険を掛けていました。終身保険、 定期保険、 医療保険、 がん保険、 先進医療保険、 子ども保険、 学資保険、 個人年金保険、などなど。 何に入っているのか把握できていないぐらい入っていました。 それでも心のどこかでは、 「まだ足りない」「もっと入らなきゃ」という不安な気持ちが常にありました。「保険はお守り」という親の口癖を愚直に実行していた私が、 どのように見直しを行い、不安を解消したかをお伝えします。
目次
1.保険見直しのための三つのステップ
2.保険を見直す順番
3.保険見直し時の心構え
1.保険見直しのための三つのステップ
全量把握:現在の契約内容、保険料、カバーされるリスクなどを確認します。
家計の把握: 支出のうち、保険料の占める割合を算出します。
真のリスクの把握: 本当に必要な リスク金額 を 把握し、 真に必要な保険のみ 残して、 他は全て解約 します。
2.保険を 解約する順番(複数ある場合)
(1)月々の 負担が 大きいもの( 負担軽減の効果が見えやすい)
(2)解約返戻金の金額が大きいもの(返戻金マイナスになる心理的ダメージを回避できる。マイナスになるものは、保険解約耐性が付いた後からでもOK)
(3)しがらみがあるもの(付き合いで入ったもの、長年やっているもの、を先に手放すと、想像以上に耐性がつく)
3.保険を見直すときの心構え
・貯金と考えない(保険料相当を原資に、自分で「殖やす」ことを考える)
損したと考えない( 控除が使える、 解約後に病気になった、)
無理をしすぎない( 家族でよく話し合いをする。踏ん切りつかないものは後回しでもOK)
まとめ
今回は 保険見直し をする際に、必要となる ステップや 順番、心構えを 紹介しました。リスクへの備え方は、置かれている環境や考え方で人それぞれです。そのような中で1つ言えるのは、あらゆるリスクに対して備えるのは現実的では無いということ。コストばかりが嵩んで、実際の生活を圧迫するのは本来の姿ではありません。適正にリスクを捉え、適正に対処することで、負担も減り、次につながりやすくなります。ぜひ一度、見直す機会を設けてはいかがでしょうか。