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ワシントン大学留学体験記2(留学前の準備編)


ここからは、留学に行くまでの手続きなどを覚えている限り書いてみたいと思う。
大学2年生の8月に、大学で交換留学の申請書を提出した。その前に、大学の交換留学説明会に参加し、留学経験者にどのような作文を書いたか、どのような手続きで応募したのか、といった細かい話を聞いた。そして、英語と日本語でそれらしい作文を自分で書いてみて、英語の作文に関しては、大学の英語サポートデスクでネイティブに添削してもらった。
また大学2年生の7月頃、フランス語専攻の指導教員に留学の推薦書を書いてもらった。
私はいつも締め切りギリギリ野郎なので、急なお願いをしたにもかかわらず、快く引き受けてくださった先生には本当に感謝している。その後、何冊かフランス語の文法書をめちゃくちゃおススメされたが(笑)
ここまでは、まあなんとかやってのけたものの、問題は留学の計画書を作成することだった。まず、留学先のホームページが英語だらけで読めない。そして、シラバスも授業の構成や時間も日本の大学と違うため、非常に頭が混乱した。内容としては、過去のシラバスを見て受講したい授業を決め、その授業のシラバスを印刷し、なぜその授業を取りたいか作文に書く、といったものだったような気がする。しかし、いくら探しても探しても必要な情報にたどり着かず、絶対に脱出できない迷路に参加しているか、理解不能な暗号をただただ目で追っているような気さえした。
そんな時に、大学の学務係の方にヘルプを求めた。その方は大学の留学関係を統括する別の部署(国際部)に電話をかけてくれ、分からなかったサイトの見方やシラバスの検索方法を教えてくださった。3日ぐらい考えたり探したりしても分からないものは、他人の力を借りることが大切である。
そして、留学の計画書、留学の志望理由書、シラバス、自分の成績表や先生の推薦書などをそろえて、やっとこさ8月に申請書類の一式を大学の事務に提出した。
そしてその年の12月、大学から私をワシントン大学に推薦する内定者に決定したという通知を頂いた。


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