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通勤電車の座り方 vol.58

vol.57でも、話したが40年以上電車を使っていて、昔と今の違いというか
今の自分の目線と子供の頃の目線というべきか
今回は座席の利用法の話

シルバーシートは、高齢化社会が始まった70年代初めに旧国鉄から始まり、通常座席と区別した「高齢者・障がい者用の優先席」という意味合いで通常の座席と見分けるために、銀色のシート生地が導入されシートの色が銀色だったことで、シルバーシートと呼ばれました。今は優先席と呼ばれ、けがをしている方や妊産婦、幼児連れの方用と意味合いも変わってきました。

導入当時、私は小学生だったのですが、学校の先生からは、『なげかわしい、そんな特別な席を用意しなくても、高齢者が前に立ったら、どこの席でも譲るのが普通だ』と言われたのを思い出します。

ただ、その考えは当時から、別の考えで、通学に使う電車は起終点のターミナルで、座りたいので1台から2台電車をやり過ごして、座れる電車にわざわざ乗っているのに、なぜ後からきて、座りたいアピールをするのだろう?そんなに座りたいのならば、私の様に同じく並べばよいと考えていたため、同じ駅からあとから乗ってくる老人には意地でも譲らないが、途中駅から乗ってきた老人には、席をゆずるというようなルールを自分の中で決めていたこともありました。

席の話でいえば例えば東横線の東急の車両だと7人掛けと3人掛けの席が多いのですがなぜかそこに6人しか座れない空間ができている。
理由はたくさんあります。
・ドアとドアの間の距離は変えられないのでシートの幅は変えられない。(車両によりドア横のスペースで余裕はありますが)
・冬の衣服が嵩張ってしまい余裕がなくなる。
・規格外(大人ではない)小さな子が複数座っていたり、大きな人が座って  いたり

この3つ許せるのですが、
・狭いのに足を広げて乗る。
・隣の席との間隔をあけて座る。
・ベットの様に寝る。(今朝もいました(笑))
・自分の荷物を座席に置く。
これらの行為は非常に困る。
中でも人が来ても荷物をどけない、詰めようとしない、足を閉じない方には腹がたつ。

確かにコロナピークのとき(緊急事態宣言下)でソーシャルディスタンスのようなものが広がったこともあったが、それ以外で席の間隔をとって座っていることなどほぼなかったのに自分の快適さを優先させる行為はやはり違うなと思う。

あと、今の日本人の体格が大きくなったのも理由かと思う。

鉄道事業者側も色入りな対策はしています。
・7人掛けを3:4になるように途中に握り棒やひじ掛けをたてたり
・座面に尻用のくぼみを作ったり
これらは、少し効果があるのかなと思いますが、これはこれで、境界線ができるので越境されると、すごく自分は不快な気持ちになります。

私は仕事柄、地方都市にも行くが、どこの電車も似たり寄ったりだ。

席の幅の話とは少しそれますが、尻をしっかり座面の背もたれに当てないで座るのもやめてもらいたい、その分膝が前に出て、ただでさえ混雑時立っているのも苦痛なのに、足のやり場に困ることがある。
満員電車で座れているだけでも幸せなのだから少しぐらい窮屈でも仕方がないと思う気持ちや譲り合う気持ちをもって座るようにしてほしい。

この記事を読んで自分はしないようにしようと思っていただければ幸いです。



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