親の「成長期」
自分含め、家族全員が体調を崩す中、プレキッズ授業づくりになんとかオンラインで参加。
頭痛がひどく、途中抜け漏れが頻繁にあったけど、やはり出てよかった。
日本の大人や親たちは、子どもたちに対して上から目線が当たり前。語弊を恐れずいえば、そもそも対等な存在とは思っていない。
自分を振り返っても、恥ずかしながら心当たりが少なからずある。
いつも思っていることだけど、子どもたちは生まれてから小学生くらいまでは、親との絆を大切にしてくれる気がする。
「そうでなければ、子ども自身に生活力がない以上、生きていけないから」という現実的な見方ももちろんできる。
しかし、私は、別の見方をしている。
小学生くらいまでは、子ども自身も成長期であるとともに、親もまた親としての成長期。
この親の成長期の間は、親が苦悩したり試行錯誤する期間として、もしかしたら子どもは寛容でいてくれる仕組みになっているのかもしれない。
逆に言えば、親自身がこの期間に成長できず、モラトリアムのように無為に過ごしてしまうと、その先は子どもももうそこまで寛容に待ってはくれなくなるのかもしれない。
「反抗期」とは、親が成長期に成長しきれず、子どもとの絆を育むことが難しかった場合に起こるのではないかと最近思っている。(あくまで私のイメージ)
子どもが成長すればするほど、親子関係の再構築は難しくなる。
わが家の上の子もすでに小学校1年生。焦りは禁物だけど、一方で自分が親として、ブーストをかけて成長しなければならない期間も、しっかり意識する必要はある。
「今」をより大切にしよう、とあらためて思ったので、自戒を込めてここに書き留めておく。
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