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80.夏の終わり

森山直太朗だったら、“さくら”より“夏の終わり”が好きかなとふと思った。開けっぱなしだった窓から朝の冷気を感じるようになった日。

夏の終わり 夏の終わりには
ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ風吹き抜けるから

  夏の終わり 森山直太朗・御徒町凧   

歌詞を引用するために検索したら、本曲は反戦歌だとあった。
「本当は、このような曲が生まれない世の中が一番いい。」と

8月6日、9日、終戦記念日、
沖縄戦を思うと夏ばかりのことではないのだけど、夏は一番戦争のことを意識する機会の季節
風化させない、同じ轍を踏まないように、たいそうなことは出来ないけど、切ないメロディーを噛みしめながら、知らない気づかないで流さないように


お盆を過ぎてから、通勤路の木立から微かに蝉の声が聞こえてくる。蝉時雨というのはほど遠くあえて言えば霧雨かな、聞こえてるからモスキート音ではないけど、耳を傾けないと存在を見過ごしそうな響き。
他の虫の声の合唱も相まって、夏と秋の訪れが同居している。夏の終わりに虫たちも命をつなぐために一生懸命。


オリンピックとパラリンピックの合間のこの週末
夏でも過ごしやすい地でマラソンがある
オリンピックで採用されたコース
去年は雷もなり響く荒天の中だった
今年は爽やかな空の下でランナーたちが走れますように
平和な日々に感謝して

寒暖さが大きくなってくる日々
体調などくずされませんように、
喉にもきやすい季節
調子くずされた方は無理せず、
ご静養できますように

夏の終わりに 夏の祈りを合わせて



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