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Work〜価値ある人材こそ生き残る〜を読んで思ったこと

転職活動を終えて今の会社に務め始めてからmotoさんの書かれたWorkを読み、思った事をメモっていたのでシェアしたいと思いました。

motoさんは短大卒業後、地方のホームセンターに就職することからキャリアをスタートさせ、4度の転職を経て、ベンチャー企業の管理職として年収1000万円以上、ブログ執筆による副業にも成功されている方です。

Workを読んで私が参考になった事は下記です。

仕事に探される人になる

目の前の仕事に「成果を出す」。
成果とは数字で表すことのできる会社への貢献度が高い実績。

成果を得る過程で、周囲の信頼を獲得し、新しい機会を得ることで経験値を上げて行く。

そんな仕事ができるのであれば、自然と「この仕事はあの人に任せよう」と自分の存在が会社の中で大きくなってやりたい仕事に遭遇する可能性が高まりそうですよね。

私は新卒時の就職活動の面接の時に、「仕事を進める中で自分自身の成長に繋げたい」というような事を言っていました。
本書の中で、これは向上心があるように見せかけて実は受け身でしかないと書かれていました。
「この会社を自分が成長させる」意識を持って仕事をすることと。

今までの会社員生活の中で、与えられたミッションを進める中で「あれとこれができるようになったな」と成長を積み重ねてきたように考えていました。

言われてみれば、与えられた仕事をこなす中で成長するということは受け身でしかないなと感じました。
「仕事をする中で自分を成長させる」と考えるのではなく、魅力的な商品を開発・創造のために、自分の力を発揮する中で自分の思考の幅が広がるようなイメージが目指すところかなと思いました。

経営者目線を個人に当てはめる

自分自身を、自分株式会社のように考えて、利益を最大化できるように経済活動ができているかを考えるということです。

(会社からの給与+副業収入)ー(家賃+食事代等)=利益

会社からの給与・副業収入は多く、家賃・食事代などは少なくすることで利益は多くすることができます。

主要取引先である本業の会社の課題は理解できているか、自分が会社に貢献できることは何かを考えることで数年先が変わってくるとのことです。

また、自分株式会社の大元である人的資本を鍛えるために、アウトプットに自分なりの味付け(自分の色をつける)をすることが推奨されていました。そのためには「◯◯と考えたので□□と行動して良いですか?」を口癖にすることがあげられています。

これは自分に部下や指導している後輩がいた場合に言われたら、考えただけで嬉しいですよね。例え失敗しそうな道をとろうとしていても、正解に誘導してあげたくなったり、一緒にシミュレーションしてあげたりできそうです。

感想

成果を上げることについて考えることができる本だと感じました。自分株式会社の成果が会社に評価してもらえるように、会社の目指す方向性をわかった上で自分の仕事をすることが大事だなと。
私が本業としているエンジニアという職種であれば、「毎月売上何件を目標」のような数字の成果は難しいと考えていますが、会社が目標に掲げているGoalを目指す製品づくりのために、性能を何%アップ、この機能の追加が必要等、自分のやっている仕事がどんな価値を提供できるか、意思を持って仕事がしたいなと感じました。
上記を考えるのと同時に、自分株式会社と考えたときに主要取引先が一社しかない本業一本って集中投資すぎて怖いと感じました。

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