見出し画像

自分がいなくなったら会社がまわらないなんてことはないです。

新卒で入社した自動車会社で働きはじめてから、7〜8年目くらいの時の話です。
ようやく仕事を覚え、自分の考えで仕事を進められるようになり、仕事が楽しくてぐんぐん残業をしていたときでした。

自分が頑張って働いているからこの部品が製造できているんだ。
自分がいかなかったらこの車のこの部品は作られない。
この部品が作られないといことは会社が製品を生み出せなくなるんだ。
そんなふうに考えていました。

そんなふうに後輩が考えて仕事してくれていたらそれはそれで上司・先輩社員だったらちょっとうれしいかもなと思ったりします。

ただ、今はそれは間違った考え方かなと考えています。
私たち一人一人が会社員として働く会社組織では、自分一人でもいなくなって、潰れてしまうような会社は、会社の規模がが大きくなればなるほどありません。

私も転職を経験し、今も前の会社の同僚と話をしますが、私がやめた後も、他の社員は皆懸命に働き、部署も変わらず存在し続けて、新しい部品を作り続けています。

「会社は自分がいなきゃ回らないよ。」
「自分が辞めたらまわりに迷惑がかかる。」

会社を辞められなくなる言葉はいくらでもありそうですが、会社員であれば基本的には自分がいなくなっても会社は回り続けます。(もちろん辞める時は出来る限り引き継ぎをすることは職務だと思っています。)

多かれ少なかれ、会社を辞める時にはその会社に恩を感じることがあるかもしれませんが自分の人生です。

今は自分の人生に悔いが残らないよう、多くの人と関わり、いろいろなことに手を出してみるのも良いかなと考えています。

思い詰める前に転職という道を考えるのも良いかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?