見出し画像

「私の解放日誌」が刺さりすぎた話

D.P.でソンソックにハマり、
とてもよいソック氏が見られるとのことで軽い気持ちで観始めた「私の解放日誌」。

観終わった今もなお、知っている言葉がなにひとつ当てはまらないくらいただただ素晴らしいドラマでした。
というかまだ消化しきれていません……

考察や色んな方の感想も見まくりたい気持ちをぐっと堪えて、ひとまず思いつくまま自分が感じた気持ちをnoteに書いていきたいと思います。
(ネタバレもありなのでご注意下さい!)

まずはとても刺さった台詞たちから……


" 歩こう
なぜ生きるのかはわからないけど
生きてるうちは歩こう
そうやって1日1日を必死に耐えながら
自分を歩かせてる"

見始めていた中で1番最初に心に響いた言葉でした。ミジョンはク氏に自分のこととして話していたけれど、生活をする上で楽しいことばかりじゃないことも沢山あるからこそ胸にくる言葉だなあと。そして何よりこの言葉が最後まで繋がっているのが本当にぐっときました。


"俺の正体を知ったら驚くだろうな
恐ろしい男だぞ
脇腹を刺されても動じない
だが、お前は怖い
お前の前では緊張する自分に腹が立つよ
ムカつきながらも  お前を待ってる"

"少しは自覚しろよ、ヨム ミジョン  自分の価値を"

これはまた別の意味で刺さった言葉ですね……
こんな愛の言葉がありましょうか…….
ヨム ミジョンになりたい………

"たまに思うの 
3歳の時 7歳の時 19歳の時
幼い頃のあなたに会いに行って  隣に座っていたい"

"座ってるだろ
俺が90歳なら   今が 幼い頃 だ"

もうク氏のミジョン愛がすごい…..
崇めまくりで見てるこちらが悶えるほどでした……


"布団の中でも  人混みの中でも不安で
なぜ 私は他の子のように 無邪気に笑えないのか
なぜ 私は  いつも悲しいのか
なぜ いつも胸がドキドキするのか
なぜ 何もかもつまらないのか

みんながカカシに見える
自分が何者かも知らず  演じ続けるカカシ

もしかしたら  何事もなく生きていける人は
こういう疑問から逃げてるだけかも
人生はこういうものだと  偽りに加担して….

私は違う
死後に行く天国は必要ない
生きてたどり着きたい"

ミジョンの気持ちにすごく共感出来るシーン。昔から時々ふと自分は本当に生きるのが下手だなぁと感じることがよくありました。不幸せな訳じゃないけれど、言葉することができないと思っていた心の中にある何かをミジョンに言語化してもらえたような気がしました。

全体を通してもep11はエピソード含めとても大好きです。ep12から始まる切なさ5000000%の展開を忘れることが出来ればですが……涙

ep12では去ることを決めた勝手な自分を罵れと言い放つク氏と決してその決断を責めないミジョンとのやりとりは本当に苦しくて。
きっとひと思いに罵ってほしかっただろうなと。罵って言葉を投げかけられるほうがどれほど楽かを知ってるから。
それでも責めることなく「寂しい」と口にしたミジョンの言葉がとても切なかったです。


ところで解放日誌を見た方々は
ここで声出ませんでしたか………

ク氏が「だからホストクラブの人間は信じない」と
電話越しに言われるシーン

ホストクラブ……….?

「社長は兄貴をなんで適当に呼ぶんですか?」
の会話をするシーン

サ……サジャンニム〜〜〜〜〜〜?!?!!
ep12でホストというパワーワードが公開されてはいましたがまさかホストクラブの社長ニムでしたか…….(しかも2週間でホストになって1年で社長)

麦わら帽子被って寡黙に畑仕事をしていたク氏が
ホストの社長ニム……
ギャップ萌えってこのことですよね


本当に解放日誌の好きなところやシーンを挙げだしたらきりがなくnote1記事には納まりきらないほどです。
ミジョンの話だけでなく、ギジョンが恋をして変わっていく姿や愚痴が多くてもチャンヒの思いやりのあるところ、家族の関係性…..他にもたくさん。
ep14のオンマが亡くなって家族がいっぱいいっぱいになっていくシーンなんてもうひたすらに号泣。
かと思えばミジョンとク氏がやっっっっっっと再会して一緒にデートするシーンでは

ミジョンのためにリュックを買うク氏
ミジョンのために手袋を買うク氏
ミジョンのためにタグを噛みちぎるク氏
(お店のオモニ、見てるならハサミ貸したげて♡)
タグ切れたよ!のク氏(激しくかわいい)
ミジョンにのり巻きをすすめるク氏


愛の言葉を口にしなくても何が食べたいのか、のり巻きを食べろ、餃子を食べろ、とすすめる姿にミジョンを想う気持ちがつまっているような気がします…


何か飛び抜けた展開があるわけでもないのに、登場人物全員の心の変化や言葉や行動が人間味を帯びていてほっとけない。そして時々自分にもとてもリンクすることが多いからこそこんなにもずっしりと来るのだろうなと感じました。

生きてたら、なにくそーと思うようなことばかりだしうまくいかないことも沢山あるけれどそれでも少しのときめきのおかげで生きていられる部分もある。
ささくれがちな心に寄り添ってそっと背中を撫でてくれるような素敵なドラマでした。


スキ!!!!!!!!!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?