酒を飲む。タバコを吸う。20代は浪費している。
peelというタバコがある。フレーバータバコで、これがなかなか美味しい。ギリシャヨーグルトの味を私はよく吸うが、マンゴーのカプセルがついているので、甘みが強いのが特徴だ。
タバコは、友人の付き合いで吸い始めた。酒は、個人的に好きなので飲んでいる。今も、咥えながら書き始めたところだ。鼻に煙が入って痛い。
初めてのタバコはアメスピの、深緑のものだった。ミント系のやつか、なんだか忘れたけど、小説を書く時の主人公に吸わせたタバコがそれだったので、なんとなくそれを選んだ。思ったよりも重たくなくて、こんな味なのかと意外に思ったものだ。ただ、脂っこいものなんかを食べた後には最適な味をしていたから、それなりのペースで消費してしまった。愛煙家は家族に居ないのだが、存外仕事中だの友人との遊びの間だのに吸う機会があったのだ。
それで、2箱目に選んだのが、peelだった。明確な味の違いを楽しみたくて、フレーバータバコにした。カプセルがなにかとかもまだ分からなくて、これはでも、未だにそうだけれど、潰す場所を何度か外している。ただ、噛んだ時に広がるマンゴーの甘味が好きで、それを味わいたい時には探してしまうものだ。
檸檬堂を三缶と、未来のレモンサワーを一缶。サワーが体に合わないのか、これだけでだいぶ酒が体に回っている。酔っ払うとかわいい女の子が見たくなるので、さっきまでずっとティックトックを見ていた。見飽きたので、一服してnoteを書いている。
タバコを吸っていることは、なんとなく家族には言っていない。別になんとも思っていないが、愛煙家がいないので、なんとなくだ。反対されるのも面倒で。
これは、ただ深呼吸するよりも、酔い醒ましに効果的だと私は思っている。なぜかは知らない。多分、マネもしない方がいい。緩やかな自傷行為には違いない。それでも辞められないのは、タバコを吸う彼女の姿が魅力的だったからだろうか。
ギャンブルはしない。酒とタバコだって、身を滅ぼすほどのめり込んでいる訳でもない。それでもたまに、こんなことをしている自分に安堵することがある。やってはいけない、と、幼少から言われていたことをやっている背徳感、それを許される年齢に、どこか不安を和らいでいるのだ。
夜は長い。こちらは雲におおわれていて、わずかながらの街頭だけがすべてを写している。
おやすみなさい。良い夢を。おすすめのタバコがあれば教えてください。
望まない受動喫煙が生じないよう、屋外や家庭でも周囲の状況に配慮することが、健康増進法上、義務付けられています。
もちろん、遵守しているとも。