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《54字の物語》まとめ③

 初めまして。三日月月洞(みかづきげつどう)と申します。

 今迄SNS上に投稿してきた54字の物語作品のまとめとなります。 

 手元にあるものから、順不同です。

 (※各タイトルは画像の下にございます)

※《水蝹/けんもん》
タイトル『古妖怪と心の溝』
水蝠はキジムナーや河童の仲間で時期により様々な場所に住んでいるらしいです。
それを踏まえ、
なんとはなしに、「昔自然や水場を好み人の近くに居た妖怪は、現代では何処に住むのか」と想像した際に、
『もしや人間の心の中の水場』ではないかと思い至り、タイトルも『暗渠と開渠』にしました。 
タイトル『透明人間の愚痴』
妖怪BARと知らずに店にふらりと入り神妙な面持ちで御高説を説く《妖怪が全く見えぬ高名な先生》と、透明人間の店員とうっかり目が合ってしまって気まずそうな顔をする《妖怪が見えている御弟子さん》
そのような感じのお話です。
タイトル『想い出に残したいのは笑顔』
タイトル『下校道の沈黙』
タイトル『恋水と穴開き傘』
タイトル『月夜見の灯台守り』
タイトル『鉢かつぎ姫の独白』
タイトル『竹取皇子』
タイトル『父なる禿山』
タイトル『セイレーンの悲恋』