HSS型HSPー「型に合わない」こと

○参考
「傷つきやすいのに 刺激を求める人たち」 トレイシー・クーパー著 喜多直子訳

○刺激追求性 という特性 p30−31
・生き残りと繁殖の機会を獲得するための進化的適応
・新しい刺激と状況に接近する意欲がより大きい
・構成する4つの側面

○4つの側面 p32−34
①スリルと冒険の追求
②経験または新奇性の追求
③脱抑制
④退屈感(飽きっぽさ,退屈しやすさ)

○(考察)
・新奇性や経験を求めることから、「留まること」が好きではない?
⇨何を指して「型」とするかは個人差があると思いますが、仮に「特定の考えや概念に沿うもの/合わせるもの」だとすると、刺激を追い求め、認識や価値観が変わる可能性があるHSSは、(成長する過程で)合わなくなる可能性が高い。

 特性ゆえに「合わなくなる」タイミングはくる。

 特定の何かに合わせるより、経験で得たものをもとに自分で(組み合わせたりして)つくった方がいいのかもしれない。

 「脱抑制」(押さえつけられるのを嫌う性質)を避け、「経験・新奇性の追求」を心赴くままに発揮し生きていけれるようになったら、ある意味、生き方そのものが「型」(と呼べるほどかっちりしたものではないだろうが)になるのかもしれない。

無理に合わせようとするよりも、「脱抑制」にある「刺激を追い求めて、社会的な境界線の外に飛び出そうとする意欲」を優先させて、合わせることができなくてもいいと認めることも大切であるように感じました。


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