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耳をすませばから学ぶこと

夏になると必ず見たくなるジブリ
特に"耳をすませば"はマスト

何歳になって見ても色褪せない
学生の頃に見ていた感覚とは
また違う感覚で向き合える作品

なぜ人はこんなにも
ジブリを愛してやまないのだろう
少し自分なりに考えてみた

  1. 描写が美しい
    とにかく描写が美しい
    人は視覚的に緑を見ると
    気持ちが落ち着き穏やかになれるそう
    ジブリの作品はとにかく緑が多い
    気持ちが柔らかくなり、
    ホッとするような感覚 これは色もあるかもしれない

  2. 主人公に感情移入しやすい
    物語が中盤に進むまでは、
    普通の女の子という印象が強い
    主人公が自分の身の回りにいそうな
    雰囲気
    なので視聴者も感情移入しやすい
    あ、この感覚、今のこの小さな感情...
    わかるなぁっていう描写がいくつも盛り込まれていたりする

  3. 四季を感じる
    忙しく生きていると
    人は四季を忘れがちになる
    ジブリはしっかりと季節を感じせてくれる
    天気であったり 色であったり
    音であったり
    画面から香りはしないものの
    描写の表現で香りもするのではないかとすら錯覚する

  4. 希望を与えてくれる
    うまくいかない描写も取り入れながら
    壁や至難を乗り越え
    "成功する"という表現よりは
    主人公自身が自分と向き合い
    見つめ直し行動し考えて成長を感じさせてくれる
    人は誰しもそうしたいけど
    自分と向き合うこと、勇気を持つことが1番不得意であったりする
    前向きになれるのは
    主人公が自分と向き合った末の
    希望と未来だから

ジブリを見たあとに
見なければよかった...という作品は
わたしはありません

いつも初心を思い出し
田舎のおばあちゃんのお家に
遊びに行ったような
明日からまた頑張ろうと思えるような
気持ちを毎回味わいます

耳をすませば は
雫が聖司に出会い
彼のひたむきさや夢やまっすぐな姿に
自分の愚かや劣等感
そして恋心 自分もなにか見つけたい
挑戦していきたい
そんな気持ちが表れています

わたしが常日頃思うことは
人は自分一人だと自分のことを
見つめることができないということ

相手がいて 初めて自分のことを
改めて知ることができる

相手がいるから自分の弱さや醜さや愚かさも
知る
1人だとそれに気づけなかったりするから

人と歩いていく
向き合うということは自分を成長させる
第1歩だと感じます

雫も自分の愚かさや弱さ焦りを知り
今の自分を見つめること知ることができた
それを受け入れた時に
はじめてスっと弱さを認めたときに
不思議と強くなれました

耳をすませば
この作品はとても穏やかなようで
平和なようで学ぶべき
シーンが沢山あります

心が疲れているな
淀んでいるな
そう感じる時に何度でも見たい作品です

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