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【2022社労士試験】解答速報&合格ラインまとめ

社会保険労務士の山崎 康嗣です。

2022年8月28日(日)に実施された、第54回社労士試験の解答速報と合格ラインをまとめました。(最終更新日:2022年10月17日)

【2022年の合格基準点】

■選択式試験:総得点27点以上かつ各科目3点以上
■択一式試験:総得点44点以上かつ各科目4点以上

2007年以来、15年ぶりに救済措置がない、厳しい年となりました。結果的にはTAC、アガルート、ユーキャンの予想が近かったといえるでしょう

TAC

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・選択式試験 8/28(日)16:00 公開予定
・択一式試験 8/28(日)20:00 公開予定
・動画解説 8/28(日)20:00〜
・講評 9/16(金)10:00公開予定

【講評】
■選択式試験
 昨年よりも易しかった。
 今回の合格基準点は上昇すると思われる。
 予想は26点(科目基準点の救済は行われない可能性が高い)
 計算問題、事例形式、判例が目立ち、新傾向の問題だった。
 平易な問題が多く、全科目も3点以上を確保することは可能だった。
 鬼門の労一もノーマルな問題だった。
 ただし社一は2点補正の可能性が残っている。
■択一式試験
 昨年よりも難しかった。
 予想は43点(科目基準点の救済なし)
 労災・徴収法が難しかった。徴収法で傾向が変わった感じ。
 健保法と一般常識も難しかった。
 雇用法も出題傾向が変わった。
 労働科目が解きにくい感じ。
 社会保険科目は厚年法と国年法は解きやすかった。
 科目基準点の補正が行われる可能性は低い

>> TACの解答速報ページはこちら

資格の大原

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・選択式試験 8/28(日)17:00 公開予定
・択一式試験 8/28(日)20:00 公開予定
・動画解説 9/3(土)10:00〜

【講評】
■選択式試験
 全体としては、やや難。
 社一と労一が難しかった。
■択一式試験
 易しい問題が21問(30%)
 普通の問題が39問(56%)
 難しい問題が10問(14%)
 年金科目に普通の問題が多かった。
 合格ラインの方は年金科目で20点中17〜18点くらいを取っていた。
 年金科目で得点を稼ぐのが合格ラインへの近道。
 再チャレンジに当たっては、必ず年金を得意科目にする。
 2023年の試験まで、毎日年金を勉強すること。

>> 資格の大原の解答速報ページはこちら

LEC東京リーガルマインド

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・選択式試験 8/28(日)15:00 公開予定
・択一式試験 8/28(日)15:00 公開予定
・動画解説(選択式) 8/28(日)18:30〜
・動画解説(択一式) 8/29(月)18:30〜

>> LECの解答速報ページはこちら

フォーサイト 

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・選択式試験 8/28(日)17:00公開予定

【講評】
■選択式試験
 労働科目は厳しい問題があったが、社会保険科目は得点しやすかった。
 全体としてやや得点しやすかったといえる程度。
 合格ラインは24~25点ではないか。
■択一式試験
 問題冊子のページ数は64ページだった。令和3年度に次ぐページ数。
 時間配分で苦戦したという方もいたかと思う。
 問題のレベルは昨年並み。
 合格ラインも昨年と同程度の45点前後ではないか

>> フォーサイトの解答速報ページはこちら

クレアール 

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・選択式試験 8/28(日)16:50 公開予定
・択一式試験 8/28(日)20:00 公開予定
・動画解説 8/28(日)20:00〜

【講評】
■選択式試験
 ・合格ライン予想は25点以上
 ・社一は2点以上(救済措置)
 ・もしかしたら、労一も2点以上になる可能性がある
■択一式試験
 ・合格ライン予想は43点以上
 
・去年よりも難しかった
 ・だが、科目ごとの救済措置はなさそう
 
>> クレアールの解答速報ページはこちら

アガルート

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・選択式試験 8/28(日)16:30公開予定 / 動画解説 18:00〜
・択一式試験 8/28(日)21:30公開予定 / 動画解説 19:30〜
・合格ライン予想動画 8/28(日)21:00〜

【講評】
■選択式試験
 合格ライン予想 26〜27点
 昨年より少し簡単だったのではないか。
 ただ、難しい問題は難しかった。
 メリハリがしっかりしていた年だった。
■択一式試験
 合格ライン予想 44〜46点
 昨年よりは若干、難しくなっている印象。
 

>> アガルートの解答速報ページはこちら

ユーキャン

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・選択式試験 8/28(日)15:00公開予定 / 動画解説 18:30〜
・択一式試験 8/28(日)20:00公開予定 / 動画解説 20:30〜

【講評】
全体
 突出して難しい科目がなく基本中心。
 事例問題等が多く、暗記のみでは対応が難しい。
■選択式試験
 合格点予想は28点前後で、科目基準点の救済は該当なし。
 ただし、社一は救済になる可能性がある。

 労働科目の難易度が高く、社会保険科目が平易だった。
 社一の得点状況が最も悪い。
 毎年、難関の労一が得点しやすかった。
 突出して難しい科目もなければ、やさしい科目もない。
■択一式試験
 難易度は昨年より少し難しい程度。
 健康保険法の得点状況が他よりもやや悪い。
 合格点予想は45点前後で、科目基準点の救済は該当なし。

>> ユーキャンの解答速報ページはこちら

スタディング


【講評】
■選択式試験
 実力者でも変なところでやらかすのが本試験。
 社一は難しかった気がする。
 雇用法、労一は実力者でも間違えるかもしれない。
 救済の可能性があるのは、社一、雇用法、労一の3科目ではないか
■択一式試験
 合格ラインは、おそらく例年並みの44〜45点ではないか。
 だが、選択式との絡みもあるので何とも言えない。

>> スタディングの解説ページはこちら

私が運営しているブログ「社労士合格なび」では、合否が判明した後の流れを解説しています。解答速報とセットで確認していただくと、スムーズに次のステップへ進めますよ!

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>> 2022年社労士試験の合格発表は10月5日【合否が判明した後の流れを解説】




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