ノマドニアDiary #00

いろんな人に会って、いろんな世界を見てみたい
そう思って仕事を辞めた。
これから私は何にでもなれるはずなのに、時間が経てば経つほど鎖や蔓みたいな何かが私の足に巻きついてどんどん動けなくなるような感覚が私を飲み込んでいた。
何かしなきゃ。なんとかしなきゃ。
焦れば焦るほど苦しくなっていた。

いろんな世界を見るなら海外行ってみる？という安直な考えが浮かび、語学留学やワーキングホリデーなどの手段を考えていた。ワーキングホリデーには興味があった。でも、今この状態の私が行っても…と今ひとつピンと来なかった。

そんな時にInstagramの広告に出てきたのが
ノマドニア
リモートワークでできる仕事を10種類体験する中で自分を知ることとノマドワーカーについて学ぶことができるワークショップ

これだ！と思った。
自分の力だけで0を1にするのが苦手な私でもこういう世界があるんだよと見せてくれる人がいたら、一緒に頑張る仲間がいたら、何か変われるかもしれない。変わりたい！と思って応募した。

応募から出発までに時間があったこともあって、またあの蔓みたいな何かにとらわれそうになったり、自分がやりたいことを両親にうまく伝えられなくて心配してくれているのは分かるけれど、それを素直に受け取れなかったりした。クレジットカードの申請が通らなかったり、ビザの申請がうまくいかなかったりで泣きたくなることもたくさんあった。

それでも私は今バリ島に行くための搭乗券を握り、これから私を連れて行ってくれる飛行機が停まっているのを見ながらこのnoteを書いている。

見送りに来てくれた彼が「行ってきますって言うのが聞けてよかった。ここ最近で1番素敵な笑顔だったよ」と言ってくれた。
日本に戻ってくるのは2ヶ月後の予定。
その時私はどう変わっているのか楽しみだ。

それじゃ、行ってきます！