図らずも宣誓文になってしまった。
「どうにかなる」
「自分次第だ!」
「今が苦しくても、振り返ればきっといい思い出になっている」
ポジティブに捉えることは結構できるつもり。おかげで毎日楽しく過ごしている。
でも、ポジティブに捉えたとて、差し迫る事象が変わるわけではない。
今は楽しくても、就活をいつかはやるだろうし、大学には戻るだろうし、明日はゴミの日だからまとめないといけない。
連想ゲームで現状を散々ポジティブに捉えた結果、気づく。
「あれ、なんにもかわってないじゃん」
やることは変わらないんだから、楽観的に考えることが、目の前の問題から目を逸らしているように思えてきた。
私のポジティブシンキングはいわゆる"妄想"で、自分の頭の範疇を超えない。現状を打開するわけでもない。一時的な気休めだ。
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ということを最近考えていた。
うすうす気づいてはいた。
考えるだけではやっぱり何も変わらない。
大事なのは、ポジティブに捉えた後、何をするかだ。
"妄想"を現実に落とし込まないと。
たぶん人それぞれ、やりたいことはあって。
私が「すごいなぁ」と思うのは、その"妄想"をイベントや起業、実績など行動として表出させている人だった。
頭の中に留めているだけでは、なんにも変わらなかった。
私には実際にやってみるための手段が足りない。
そのために実行せねば。
まだまだ勉強できる。
"妄想"もやる。その手段も磨く。
そうやって初めて、"妄想"は少しずつ形を持ち、ただの気休めではなくなる。
やる。
図らずも宣誓文になってしまった。