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ドラッグストア業界の今

お疲れ様です。
まず私が従事しているドラッグストア業界について簡単にお話ししてみようかなと。

私が働き出した頃はまだドラッグストアは薬屋さんの少し延長でお菓子やドライ食品、雑貨などを安売りしている状況で今のように生鮮3品や日配品を扱っている店はほぼない状況。
それがあれよあれよと日配から始まり、野菜や精肉、魚などの生鮮品、さらには惣菜を売る店も出てきました。
昔働いていた店でお客様から「キムチは売ってないの?」と言われてドラッグストアですからキムチはないですとお断りしていた事が嘘みたいな時代になりました。
生鮮品はもちろんですが園芸用品や生花なども取り扱いがありますよね。
ドラッグストア拡充の要因は「ラインロビング」を繰り返した結果とも言えます。
この20年くらいでドラッグストアは生活の中でなくてはならないプラットフォームに成長してきました。
そうなると今度はドラッグストア同士によるシェアの奪い合い…まさに今は各社生き残りをかけた戦国時代の真っ只中とも言えます。
最近ではマツキヨとココカラファインが合併したり、業界1位のウエルシアは24時間店舗や深夜営業店舗を増やしたり独自の路線で売上高1兆円を初めて超えた企業となりました。
それに迫るツルハHDは積極的なM&Aでご当地のドラッグストアを買収し緩やかな連合を形成し店舗数、売上高を増やし業界2位。
徹底した安売りと効率化とコストカットで安定した経営をしているサンドラッグ。
食品を拡大した生活密着&郊外型に特化した店舗でどんどん売上を伸ばしているコスモス薬品やクスリのアオキ、ゲンキーなどのディスカウントドラッグ、調剤やあくまでも本業を軸としたヘルス&ビューティーを貫くスギHDなど現在の上位企業はそれぞれ特色があります。
果たして5年~10年後どこの企業が生き残っているのか?どこが隆盛しているのか?
私の憶測では3社程度が勝ち組として生き残っていると考えています。
上位企業の何社かで私も働いていましたが同じドラッグストアでも各社それぞれ求められる事は違いました。
ただどの会社でも共通している事は「売上を上げる」これは普遍的に求められる事です。
その目的を会社の方針と擦り合わせつつどうやって売上を上げていくのか?
そこが店長としての腕の見せどころだと思います。
実際に私が赴任した店舗や新店として立ち上げた店舗では軒並み売上はアップさせてきました。
その手法などはまた後日記事にあげたいと思います。
お読みくださりありがとうございました!

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