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ヤフーチャット万歳

 こんばんは、乙訓野添です。明日で仕事納めです。職場は29日までなですが、最後の日は有休取っちゃいました。冬休み、短すぎるんですよ。

 彼女を作るべくメル友大作戦で奮闘するも、10戦連敗。流石にこうも失敗続きだと、いくらモチベを高く持っていたとしても、心が折れてしまいそうでした。今年もぼっちマスになるのかと、暗澹たる気持ちで暮らしていたところ、ふと、「ヤフーチャットが入れ食い」という書き込みを見つけました、たした2ちゃんねる(現5ちゃんねる)だっと思います。
 今は問い合わせサイトくらいでしかチャットを見ませんが、その頃は結構流行っていました。特にヤフーチャットは人気があったみたいです。メールとの違いは、会話がリアルタイムで行われる事で、圧倒的なレスポンスを誇りました。逆にいうと、メールほど考えて打っている暇はないので、常時頭を働かせて、瞬発的に受け答えしなければならない事です。
 ヤフーチャットは、ルームと呼ばれる複数で会話するチャットが一般的でした。つまり、複数の人が同時に文章を打ってくるので、誰かにレスしようとしても、まごまごしてるとタイムラインから置いて行かれます。結構過酷な戦場です。
 では、どこが入れ食いかというと、ルームで仲良くなった人に直接メッセして、個別で話しをして、親密になったら会う、という流れがあったからです。メル友に比べると、目の前で会話できるので、レスポンスが早いというわけです。

 チャットの出会いの猛者は、恋愛系のルームに入って、女性のIDに片っ端からメッセして、返事きた人と会話する、といった事をしていました。これは今のマッチングアプリでも似た様なもので、100発撃って1発返ってきたら上出来、といった世界です。ただ、結果は今のマッチングアプリと同様で、労多く実なりがたし、といった感じでした。むしろ、特定のルームで親しくなった人とメッセした方が勝率が高かったです。これはSNSのフォロワーつながりで仲良くなるのに近いものがあると思います。

 なかなか出会いにつながらない自分は、どうやったら出会えるか、そうした猛者たちに教えを請いました。

回線の向こうには生身の女性がいると思う事
 つまり、決して雑な対応をしてはならない事
会ってくれる女性には、飛行機の距離でも会いに行く事
 そのくらいの行動力がなければ、出会いは得られない事

 これは自分にとっては、なかなか示唆に富んだアドバイスでした。返事が来てもつっけんどんとか、いざ会う事になってもすっぽかされたり、あとで断られたりと、どうしても心が腐ってしまう体験の連続ですが、向こうから女が寄ってくるモテならいざ知らず、努力しなければならない非モテなのだから、希望をもってちゃんと話しして誠意を伝えろ、という事でした。
 二つ目は、地域を選り好みしていたのでは、出会いの可能性を狭めてしまう事になりますし、じっとしていたのではチャンスは巡ってこないのだから、いつでも行動する覚悟と準備をしておけ、という事でした。実際にはなかなか難しい事ですが、この覚悟が出来ていたお陰で、真剣な会話ができる様になりました。

 メル友であれチャットであれ、すでにこの頃にはマッチングアプリの地獄の片鱗が見えつつありましたが、それでも今よりは遥かに牧歌的で、サクラも少なく、ちゃんとした彼女を作れる可能性が多分にありました。良き時代だったと思います。一方で、ネットで出会う事はまだまだ一般的でなく、馴れ初めとして語るには憚られる時代でもありました。
 結論からいうと、メル友よりチャットの方が成果が高かったです。やはりリアルタイムだったのが良かったのでしょう。この頃までに、ネットでの出会い方の基本は、ほぼマスターしてました。あとは成功するまでチャレンジし続けるまでだったのです。

 今回のnoteはここまで。ヤフーチャットも、随分昔に終了しましたね。最後の方は業者だらけだったみたいだけど。いいねやコメントいただけると励みになります。最後まで読んでいただき、有難うございました。


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