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ソウルメイト

 こんにちは、乙訓野添です。年末の体重より減りました。100gだけだけど。

 昔、第2期モテ期の頃だと思うけど、ソウルメイトの人に会った事があります。鼻の下伸ばして会ったのですが、タダ飯食わせた挙げ句、ソウルメイトについて滔滔と御高説賜って終わりと言う、ギャフンな結果でした。
 ソウルメイトの概要は、自分より詳しいサイトがいっぱいあるので、そちらを参照して下さい。

 さて、自分がその滔滔たる御高説を聞いて感じた事は、ただ一つ。

気持ち悪🤮

 これだけでした。前世がどうとかこうとかはともかく、20代半ばの女性が、40代半ばのニートすれすれの不安定フリーターとソウルメイトって。まぁ、ソウルメイトと感じるのは良いとして、それと運命的に不可分な関係だから、生涯添い遂げる、なんてキラキラした目で言ってる様は、頭おかしいとしか思えませんでした。
 ましてや、不安定雇用の身を補って余りあるイケメンとか、男性的魅力があるならともかく、風采の上がらない中年男だと知っててそれでは、見た目に救いがありません。「蓼食う虫も好き好き」とか、「鰯の頭も信心から」なんて言いますけど、頭沸いてる様にしか見えませんでした。

 こう言う人には、常識的な感覚は通用しません。信じ込めばのめり込むタイプで、しかものめり込んでる自分に酔ってるので、その快楽からは逃れるつもりもありません。そんな想い人が居ながら自分に会ったのは、タダ飯目的か、自分の酔った考えを誰かに話して、より酔いたかったからではないか、と思っています。
 何にしても、テコでもそのオッサンソウルメイトからこちらに乗り換える意志が見られなかったので、放棄しました。時間は無駄に出来ません。

 しかし、そんなソウルメイトでも、別れたりする事があるから、驚きです。別れたんじゃソウルメイトの意味が無いんじゃないか?と思うのですが、そこは都合の良い解釈が用意されてます。

 偉そうな事を言ったところで、所詮は人間です。飽きたり気に入らない事が増えたりしたら、疎ましくなるものです。そうなったら、別れるか、他で作るか、そうしたもんです。だったら、偉そうな事を最初から言わなきゃ、後でしんどい言い訳をしなくて済む、と言うもんです。
 永遠とか運命なんてものは、その時その瞬間に感じるものであって、時間が止まらない以上は、感じ方考え方なと、移ろい行くものです。いい大人が、思春期さながらの事をぬけぬけ言うから、気持ち悪いのです。

 好きで好きで堪らない。それは結構な事だし、素晴らしい事です。それが仮に無職の中年男であってもそうです。最後まで添い遂げるなら、ソウルメイトも本物でしょう。
 しかし、縁が切れてしまうなら、それはただのお付き合いでしかありません。それが悪いと言うのではありません。わざわざスピリチュアルな定義を持ち出さないと、自分の気持ちを表せない、あるいは信じ込む支柱が持てない。それが幼いと感じるのです。

 今回のnoteはここまで。この話し、D/s編に続きます。いいねやコメント頂けると励みになります。最後まで読んで頂き有難うございました。

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